日本私立学校振興・共済事業団による2021年度学術研究振興資金の選考結果が発表され、日髙真純教授（分子機能制御学分野）の研究課題「DNA損傷に応答して細胞死を選択する制御機構の解明」が採択されました。本資金は、私立の大学、短期大学、高等専門学校における社会的要請の強い学術研究に交付されます。各学校からの応募は1課題のみに限定されており、2021年度は新規応募件数108件のうち、採択は17件のみ（採択率15.7％）と難関の研究助成です。

本研究は、がん細胞優先的な細胞死誘導を目指した基礎研究であり、遂行できれば、口腔扁平上皮がんの新たな治療法につながる独創的な研究テーマである点が評価され、採択となりました。　

 

細胞分子生物学講座 分子機能制御学分野　教授　日高真純　　

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