福岡歯科大学

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大学紹介

再生医学研究センター

センター概要・紹介

文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択された研究プロジェクト「生体内環境を調和する硬組織再建システム」(平成22~26年度)に引き続き、27年度以降も組織再建研究プロジェクトを推進するための研究拠点として再生医学研究センターが運営されています。平成27年からは、先端科学研究センターと老化制御研究センターに隣接する場所に本センターを移設しました。初代センター長松家茂樹教授および二代目山﨑 純教授(細胞分子生物学講座)の後任として、平成30年4月から大野 純教授(再生医学研究センター)がセンター長に着任いたしました。 また、平成29度には文部科学省の私立大学研究ブランディング事業に「高齢者ヘルスプロモーションと地域包括ケアへの口腔医学の展開-要介護阻止と誤嚥性肺炎ゼロを目指して-」が採択されました。本センターは「口腔組織再生チーム」として本事業に参加しています。
 本センターで行なっている研究は、歯科治療をサポートする再生医療の実践を目標としています。従って、研究予算ならびに研究機器の適切な管理の下で、登録した研究者が誰でも利用できる利便性が高い研究拠点になることを目指しています。

前半(平成22~23年度)進捗状況

センター長紹介


氏名:大野 純
学位:博士(歯学)

自己紹介

城西歯科大学(現、明海大学)卒業後、口腔病理学講座にて研究・教育活動を始めました。その後、カリフォルニア大サンフランシスコ校・皮膚科研究室、明海大学を経て、2001年に本学の生体構造学講座・病態構造学分野に赴任しました。2016年に再生医学研究センターの所属となり、2018年よりセンター長を務めています。口腔病理専門医・指導医および細胞診専門医。
歯科治療をサポートする再生療法の開発を目標として、幹細胞への分化誘導を応用して歯周組織の再生、癌幹細胞のオートファジーを介した性状ならびに動態解析および間葉系幹細胞を用いた口腔粘膜疾患治療法の開発などの研究を主に行なっています。

研究テーマ

細胞組織研究と口腔医療工学研究を融合した組織再建研究拠点を目指す本センターは、学内および学外研究者と共同で以下のテーマを中心に研究活動を行っています。

(1)健全な生体環境支持能を持つニッチスキャフォールドの創生

(2)自己修復能を利用した多能性幹細胞再生法の確立

(3)遮断・被覆用軟組織シートの作製法の開発

このような研究成果の統合によって、高齢者と有病者に特化した顎顔面統合組織再建システムの開発を目指します。また、それに関わる薬剤や材料が生体に及ぼす作用メカニズムを解明することも重要な研究テーマです。これらの目的を達成するために、大学院生も含めた学内外の多様なバックグラウンドを持つ人々が本センターの研究活動を支えています。

研究成果報告会

再生医学研究センター 平成27年度研究成果報告会

日時 平成27年12月2日(水) 10:00~18:10
場所 福岡歯科大学 本館5階504講義室

再生医学研究センター 平成27年度研究成果報告会

研究業績