福岡歯科大学

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学部・大学院

総合医学講座について

講座概要

総合医学講座は、2001年に従来の内科学講座と外科学講座が統合されて発足しましたが、2005年に心療内科学分野、2007年に耳鼻咽喉科学分野、2010年に眼科学分野、2013年に小児科学分野と整形外科学分野、2015年に皮膚科学分野、2017年には内視鏡センターが新たに加わり、多くの医科系分野で構成された講座です。福岡歯科大学の学生教育において、全身疾患を対象とする臨床医学の教育を担当するとともに、大学病院として専門的な医科診療も行っています。

主任教授挨拶

総合医学講座 内科学分野 教授 大星 博明

30名を超える医科臨床系教員が所属する本講座では、患者さんに優しく、かつ、高水準の医療を提供することを心掛け、「全身をgeneralに診療する」基本精神をモットーとして、9分野が共同して、診療・研究・教育活動に邁進しています。特に教育面では、本学が目指す「口腔医学の実践」を医科サイドから推進しています。また、母教室である九州大学および福岡大学とも密接に連携することで、すでに日本医療機能評価機構から2度に渡って認定・評価された総合病院としての医療水準をさらに高めるべく研鑽しています。

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内科学分野

1.全身的視野をもった歯科医師の育成

口腔は体の中の重要な臓器であり、口腔の疾患や障害が全身の疾患を引き起こすことがあり、逆に全身疾患が口腔に病変を引き起こすことがある。高齢化した現代社会においては、全身疾患を有する患者の歯科診療の機会が増加している。そこで、口腔医学医療を学習し実践する上で必要となる内科学の基本的事項と代表的な疾患の診断・治療を教育し、口腔だけでなく患者全体を診る広い視野を有する歯科医師を養成する。

2.臨床・基礎両面に渡り、幅広い学際的領域に及ぶ研究活動

内科の診療において、生活習慣病や高齢者疾患がますます増えているが、我々はその中核をなす脳血管疾患、循環器疾患、腎臓病、糖尿病に関する基礎的・臨床的研究に取り組んでいる。脳血管疾患では脳梗塞の病態生理の解明を行い、循環器疾患では主に高血圧・血管病に関する基礎及び臨床的研究を行っている。腎疾患では、腎不全に関する病態生理的・治療的研究を行い、糖尿病では歯周病と動脈硬化の相互関係や合併症に関する研究を行っている。

3.活発な人事の交流

教育・研究・診療を持続的に発展させるためには、人的な交流による教室の活性化が必要不可欠である。内科学分野は九州大学の内科系教室と活発な人事交流を行い、外に開かれた教室を目指している。

教育の概要

口腔は身体の重要な1つの臓器であり、歯科・口腔の疾患と全身の疾患は相互に密接に関連している。また、全身疾患を有する高齢者が歯科診療を受ける機会も増加し、歯科診療において一般医学的知識が不可欠となっている。 そこで本学は、口腔領域全体を対象とする「口腔医学」の創設を提唱し、教育カリキュラムの見直しを進めている。医科科目も、従来の内科総論・各論、外科総論・各論から臓器別講義として再編、統合された。また、平成22年度から医科・歯科を包括した口腔医学の統合講義「医歯学連携演習」が始まった。これらの目標を達成するために、内科学分野で担当している講義、演習、実習は下記の通りである。

1.臓器別・テーマ別医学講義
 (1)内科学Ⅰ;3年前期
 (2)内科学Ⅱ;3年後期

2.医歯学連携演習;5年前期、18コマのうち7コマ分担

3.Ⅱ期内科学臨床実習およびSimulation実習;5年後期

4.分担しているテーマ別講義、概論など;医・口腔医学概論(1年前期)、臨床栄養学(3年前期)、高齢者歯科学(4年後期)、基礎臨床統括演習(6年後期)、総合医学概論(大学院)、総合医学演習 (大学院)

研究のテーマ

1.脳梗塞の病態生理の解明と治療への応用

脳血管障害は、寝たきりの最大の原因であり、脳梗塞は最も多い病態である。未だに脳梗塞急性期の有効な治療法は確立されていないが、我々は脳梗塞における炎症・免疫反応や血液脳関門破綻、活性酸素種による脳循環調節障害などの研究によってneurovascular protectionを通じた新たな脳梗塞治療の開発を行っている。また、血管や脳組織に対する遺伝子導入法を用い、抗アポトーシスや神経再生増強などによる脳血管障害の遺伝子治療を目指した基礎的研究を進めている。また、九州大学病院との共同研究により、福岡県に入院した多数例の脳血管障害患者を対象に、疫学的手法を用いて脳血管障害の病態解析を行っている。

2.慢性腎疾患の進行抑制およびその合併症治療

慢性腎疾患は進行性の疾患で、進行すると血液透析を中心とした腎機能代行療法が必要となるだけでなく、心血管疾患による死亡率も高くなる。その進行を抑制する治療を模索するとともに、血管石灰化を中心とした慢性腎疾患に合併する全身の血管障害の治療法について、高リン血症と細胞形質転換をキーワードに検討している。また、腎不全モデルを用いて、分子生物学的手法を駆使した病態究明を行い、薬物療法の開発に向けた研究を行っている。

3.高血圧疾患と血管病の研究

高血圧症は日本人の死因の大多数を占める循環器疾患、すなわち脳血管障害と心疾患を引き起こす重要な危険因子である。高血圧症は他の生活習慣病や腎疾患との関連も強く、高血圧が引き起こす臓器障害、特に血管病変について、臨床的研究とともに、電気生理・薬理学的な手法を用いた基礎的研究を行っている。

4.糖尿病と危険因子の研究

糖尿病は近年日本人の生活習慣病として重要な位置を占め、その発症と合併症の予防は、心血管病の発病予防の上でも重要である。また、歯周病と糖尿病が相互に影響を及ぼし合っているという歯周医学の成果が明らかになりつつある。当院の糖尿病患者さんや共同研究施設の患者データベースを対象に、歯周病と動脈硬化の関連や糖尿病に関連する合併症について臨床的解析を進めている。

内科学分野 所属教員

教授 大星 博明
准教授 德本 正憲
助教 藤井 裕樹
助教 原   雅俊
助教 吉川 容司

心療内科学分野

心療内科学分野は、医療の基本となる心身両面からのアプローチを実践するための教育と研究、診療を行っています。対象者(患者様)を身体面のみならず、心理面、社会面をも含めて総合的、統合的に診断し治療する全人的医療を目指しています。


ミクロネシアの環礁

研究テーマ

心身症に見られる心身相関のメカニズムについて、おもに自律神経機能の面から研究しています。また、歯科領域の心身症や歯科治療に係わる急性、慢性の痛みについても研究しています。
1. 心因性発熱
  心因性発熱の中枢・末梢メカニズムに関する研究
2.慢性疲労症候群
  慢性疲労症候群の診断マーカーの確立
3.歯科領域の心身症
  舌痛症、顎関節症、口腔内異常感症、義歯神経症、歯科治療恐怖症などの歯科心身症について、
  診断と治療におけるEBMの確立
4.睡眠、生活とストレス、疾患の関連について
  心身症における生活習慣、睡眠障害についての疫学的調査

心理内科学分野 所属教員

教授 金光 芳郎
助教 澤本 良子

外科学分野

福岡学園 福岡歯科大学 総合医学講座 外科学講座は昭和50年4月、樺木野修郎教授(久留米大学医学部第1外科)によって開設され、第2代は副島一彦教授(九州大学第二外科:昭和53年4月~平成8年3月)、第3代は是永大輔教授(九州大学第二外科:平成8年12月~平成15年3月在職)、第4代は鴻江俊治教授(九州大学第二外科:平成15年4月~平成22年3月)、第5代は、篠原徹雄教授(福岡大学消化器外科:平成22年4月~平成31年3月在職)が担当されました。一方で外科治療のうちで消化器の分野は内視鏡(腹腔・胸腔鏡を含む)治療が中心となってきたため、平成29年11月1日より内視鏡センターが開設され、初代教授として池田哲夫(教授、九州大学第消化器・総合外科(第二外科))が就任しましたが、平成31年度からは篠原徹雄教授の退職に伴い、外科と内視鏡センターの教授を兼任するに至りました。

教育

卒後研修医教育では 教室のスタッフ皆で教育に携わり、 幅広い臨床能力を確実に体得できるよう指導し、チーム医療の教育の一貫としてon the job training (OJT;仕事中,仕事遂行を通して訓練をすること)を徹底します。診療科での専門医教育では社会人として高貴な人格を備え、高いprideとmotivationを有し、専門医および学位取得を目指す教育体制を構築したい。

診療

内視鏡は可能な限り体の正常な部分を傷つけずに行う検査です。内視鏡治療や内視鏡外科治療も同様に確実な治療成果と痛みや苦痛の軽減を追求した治療法です。担当領域は消化器内視鏡(上部消化管、下部消化管、胆道)、消化器外科(食道、胃、十二指腸、大腸、直腸)肝・胆・膵外科、肛門外科、乳腺外科におよびます。この様な検査と治療を多くの方に身近に感じていただき、病気が進行しないうちに治療できるよう予防を第一に考える本来の意味での低侵襲な治療を目指します。

 

研究のテーマ

1)アクティブ投光型マルチスペクトルカメラ開発研究
2)生体内無線電力伝送システム”の開発研究
3)バイオマテリアルを用いた組織熔着方法の開発研究
4)体温で変態する形状記憶合金製内視鏡手術用屈曲鉗子の開発研究
5)AIランダムフォレストを用いた組織標本3D再構築法によるミクロ立体構造の解明(大腸癌、肝臓)
6)腸内細菌叢と疾患に関する研究

外科学分野 所属教員

教授 池田 哲夫(併任)
講師 和田 寛也
助教 堤 亮介(併任)
助教 橋本 直隆(併任)

耳鼻咽喉科学分野

平成19年4月に開設された分野です。耳鼻咽喉科は首から上の脳と眼以外の範囲を扱っています。歯科との境界領域の部分も多いため、歯科大学ならでの環境を生かして臨床や研究に取り組んでいます。

教育

将来歯科医師になっても役に立つような鼻咽喉頭の解剖や生理などに力を入れています。大学院生には手術を多く見学させるようにしています。口腔とは隣接している咽頭の口蓋扁桃的摘出やアデノイド切除、鼻・副鼻腔では内視鏡下での根治術など興味を持たせるようにしています4年生には「耳鼻咽喉科からみた嚥下障害」の題目で嚥下障害に対する外科的治療などを中心に、3年生には前期を通して耳鼻咽喉科全般の授業を行っています。

診療

・頭頚部:頭部、顎、顔面、頚部、(唾液腺腫瘍、甲状腺腫瘍など)
・呼吸器系:鼻、副鼻腔、喉頭、気管、気管支
・消化器系:口腔、唾液腺、咽頭、食道、嚥下
・感覚器系:聴覚、平衡覚、嗅覚、味覚
・音声・言語・コミュニケーション・美容外科など

以上のように耳鼻咽喉科・頭頚部外科領域全般の疾患を扱います。耳科(中耳炎、難聴、耳鳴り、めまい)、鼻科(嗅覚、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎)、咽喉科(扁桃炎、発声障害、嚥下障害、呼吸障害)、頭頚部外科(甲状腺腫瘍、耳下腺腫瘍など)の診断・治療を行っています。特に嚥下領域では嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査を基にしたリハビリテーションや外科的治療などを幅広く行っています。平成28年4月より言語聴覚士による音声・嚥下リハビリも実施できるようになりました。

研究のテーマ

1.介護老人保健施設における肺炎患者の嚥下機能の解析 2.歯性上顎洞炎に対する鼻内視鏡手術の効果
3.回復期リハビリテーションの嚥下内視鏡検査の往診
4.口腔ケアの嚥下機能に対する効果

耳鼻咽喉科学分野 所属教員

教授 山野 貴史
助教 黒木 圭二
助教 宮﨑  健

眼科学分野

眼科学分野は、平成22年4月に開設された分野です。川野庸一教授と講師1名、助教3名の計5名で構成されています。これから高齢化社会を迎えるにあたり、口腔医学同様「より有意義に生きる」ことを目指し、眼科学分野の役割もさらに重要になっています。患者さまの立場に立った診療をモットーに掲げると同時に、より優れた医療を提供していくために、教育、研究にも重点を置いています。

教育

口腔は身体の重要な臓器のひとつであり、本学は「口腔医学」の創設を提唱しています。眼と口腔はともに頭頚部の知覚器であり、分泌腺としても共通しています。シェ―グレン症候群などはこのような共通点からも口腔と眼に発症する疾患であり、このような点からも体系的診療のできる歯科医の教育を目指しています。

研究

患者様の立場に立った医療という観点から、眼疾患の解明と新たな治療法の開発をめざして研究を行っています。

研究のテーマ

眼炎症性疾患の解明と新たな治療法の開発をめざして研究を行っています。

1)ぶどう膜炎の免疫学的制御に関する実験的研究

実験的自己免疫性ぶどう膜炎モデルを用いて、免疫抑制性サイトカインのぶどう膜炎における動態の解析をおこなうことを通じて、眼炎症制御機構の解明と新しい治療法の開発をおこなっています。

2)眼部炎症性疾患に関する臨床研究

ぶどう膜炎患者や種々の眼底疾患(黄斑前膜および黄斑円孔)の硝子体手術検体を用いて、それぞれの疾患における眼内浸潤細胞、およびサイトカインの解析をおこなっています。
眼内炎症性疾患、眼窩内の炎症疾患の臨床研究をおこなっています。

眼科学分野 所属教員

教授 川野 庸一
助教 明神 沙弥香
助教 吉田 倫子
助教 吉富 景子

小児科学分野

小児科学分野は、平成25年4月1日に開設された総合医学講座の新しい教室です。小児科学の立場から、口腔医学の分野で活躍できる、歯科医師および研究者の育成に尽力するとともに、小児の健康を守る立場から、小児歯科、障害者歯科および関連分野と連携をとり、小児口腔保健の分野にも貢献したいと考えます。

教育

小児科学は“総合臨床医学”であり、“成長と発達“の視点が必要です。小児科学では、臓器別・機能別の医学知識に加え、ワクチン接種などに関連する公衆衛生的知識、不登校などに関連する精神心理学的知識、出生前診断などに関連する生命倫理的知識、児童虐待などに関連する社会的知識などの広範囲にわたる知識とその理解が要求されます。小児科学分野は、口腔歯学部学生・大学院生が小児科学の知識を習得することに加え、小児医療全体に関する幅広い見識を得ることを目標に教育を行っています。
<担当している講義、実習>
1.医・口腔医学概論:1年生前期
2.小児科学:3年生前期
3.医歯学連携演習;5年生前期
4.臨床実習;5年生後期
アレルギー検査実習(プリックテスト) 生理検査実習(呼吸機能、脳波検査)
5.大学院講義および臨床実習

診療

小児科の基本方針は以下の通りです。
●子どもと家族の権利を尊重し、十分な説明を行い、納得いただける小児医療に取り組みます。
●子どもたちへの“思いやり”を基本に、安心・安全な医療を提供します。
●子どもたちの成長・発達に応じた質の高い医療をめざします。
●地域と緊密な連携をはかり、信頼が得られる小児医療に努めます。

研究

主に予防接種や小児神経疾患の臨床的研究に取り組んでいます。九州大学をはじめ国内の多施設との共同研究を実施し、国内外の開発治験にも参加しています。研究成果は、多数の関連雑誌や関連学会で公表しています。

研究のテーマ

1)予防接種に関する研究

●ワクチンにより予防可能な疾患に対する予防接種の科学的根拠の確立及び対策の向上に関する研究
●予防接種の有効性・安全性についての分析疫学研究
●新しく開発されたワクチンの有効性、安全性並びにその投与方法に関する基礎的・臨床的研究
●予防接種の安全性に関する社会的・臨床的研究

2)小児神経疾患の臨床研究

●小児脱髄性疾患に関する臨床的研究
●小児神経感染症に関する臨床的研究
●てんかんに関する臨床的研究

小児科学分野 所属教員

教授 鳥巣 浩幸
助教 沼田 里奈
助教 野田麻里絵

整形外科学分野

整形外科学分野は、総合医学講座の中に平成25年4月1日に開設されました。  整形外科は運動器疾患すなわち、骨、関節、筋、神経の疾患を扱う分野です。主にQOL(生活の質)の向上を目指すところは口腔医学と相通じるものがあります。保存的治療、手術、リハビリテーションを行います。

教育

整形外科学では、運動器の解剖、生理、および、診察・治療の基本を教えます。特に、骨粗鬆症などの骨代謝疾患、外傷、リハビリテーションについて詳しく教えます。
<担当している講義、実習>
1.整形外科学講義:3年生後期
2.臨床実習:5年生後期
3.大学院講義および臨床実習

診療

医師は常勤3名、非常勤1名で診療に当たります。頭と顔を除く運動器疾患(骨、関節、筋、末梢神経等)全般の診察・治療を行います。骨折や靱帯損傷などの外傷性疾患、変形性関節症等の変性疾患等に対して、小児から高齢者まで診断・治療を行います。当科の得意分野は、小児の運動器疾患全般と小児、成人、高齢者の足部疾患です。例えば、外反母趾などの足趾の変形と疼痛、スポーツ障害である捻挫や軟骨障害、変形性足関節症や成人扁平足などの変性疾患などがあります。足関節鏡(内視鏡)による治療も行います。また、靴による痛み等に関する相談も受け付けます。各種リハビリテーションにも力を入れています。

研究のテーマ

・ 外反母趾のバイオメカニクス(歩行分析)
・ 足関節のバイオメカニクス(有限要素法)
・ 靴が歩行や足部疾患に及ぼす影響(臨床研究および歩行分析)

整形外科学分野 所属教員

教授 井上 敏生
講師 加島 伸浩
助教 永野 智子

皮膚科学分野

総合医学講座皮膚科学分野は、皮膚や爪、毛髪の疾患に加え口や陰部の粘膜疾患も扱う診療科として平成27年10月1日開設されました。粘膜疾患では口腔医学と関連しますが、口腔と皮膚の健康が免疫、アレルギー、慢性炎症のコントロールやバイオフローラによって維持され相互作用する点も注目されています。難しい皮膚病も正しく診断し、他科の先生とも連携して満足度の高い治療を目指します。

教育

皮膚疾患全般の基本事項を理解し、その上で口唇、口腔粘膜病変をさらに理解することを目標に、皮膚科学全般について、カラースライドを用いて臨床講義形式で学んでいきます。皮膚の基本構造と機能や、歯学教育モデル・コア・カリキュラムの免疫、炎症、アレルギー、感染、腫瘍の各項目に関連した皮膚疾患について解説します。

診療

高齢者やこどもに多い皮膚の痒みや湿疹をはじめ、皮膚潰瘍や水虫などの治りにくい皮膚病、さらに、しみやほくろなどで見た目や悪性化が気がかりな方、にきび、多毛、多汗、体臭の相談にも応じます。皮膚科専門医2名が常勤しており、病理診断やレーザー治療を含む外来手術も行います。

研究のテーマ

メラニン色素産生制御機構に関連した基礎研究や、母斑症である神経皮膚症候群および稀少遺伝性皮膚疾患の厚生労働省研究班分担研究者を務め、久留米大学では免疫寛容機構の破綻と自己免疫性水疱症の発症についての基礎研究も行いました。治療では、皮膚科領域における機器を用いた治療、特にあざやしみに対するレーザー治療や、光とラジオ波(RF)を用いたしわやたるみに対するアンチエイジング治療の機器を先駆的に導入するなどの取り組みを行っています。

皮膚科学分野 所属教員

教授 古村 南夫
准教授 萩家 康弘
助教 伊藤絵里子
助教 佐々木夏季

内視鏡センター

福岡学園 福岡歯科大学 総合医学講座 外科学講座は昭和50年4月、樺木野修郎教授(久留米大学医学部第1外科)によって開設され、第2代は副島一彦教授(九州大学第二外科:昭和53年4月~平成8年3月)、第3代は是永大輔教授(九州大学第二外科:平成8年12月~平成15年3月在職)、第4代は鴻江俊治教授(九州大学第二外科:平成15年4月~平成22年3月)、第5代は、篠原徹雄教授(福岡大学消化器外科:平成22年4月~平成31年3月在職)が担当されました。一方で外科治療のうちで消化器の分野は内視鏡(腹腔・胸腔鏡を含む)治療が中心となってきたため、平成29年11月1日より内視鏡センターが開設され、初代教授として池田哲夫(教授、九州大学第消化器・総合外科(第二外科))が就任しましたが、平成31年度からは篠原徹雄教授の退職に伴い、外科と内視鏡センターの教授を兼任するに至りました。

教育

卒後研修医教育では 教室のスタッフ皆で教育に携わり、 幅広い臨床能力を確実に体得できるよう指導し、チーム医療の教育の一貫としてon the job training (OJT;仕事中,仕事遂行を通して訓練をすること)を徹底します。診療科での専門医教育では社会人として高貴な人格を備え、高いprideとmotivationを有し、専門医および学位取得を目指す教育体制を構築したい。

診療

内視鏡は可能な限り体の正常な部分を傷つけずに行う検査です。内視鏡治療や内視鏡外科治療も同様に確実な治療成果と痛みや苦痛の軽減を追求した治療法です。担当領域は消化器内視鏡(上部消化管、下部消化管、胆道)、消化器外科(食道、胃、十二指腸、大腸、直腸)肝・胆・膵外科、肛門外科、乳腺外科におよびます。この様な検査と治療を多くの方に身近に感じていただき、病気が進行しないうちに治療できるよう予防を第一に考える本来の意味での低侵襲な治療を目指します。

 

研究のテーマ

1)アクティブ投光型マルチスペクトルカメラ開発研究
2)生体内無線電力伝送システム”の開発研究
3)バイオマテリアルを用いた組織熔着方法の開発研究
4)体温で変態する形状記憶合金製内視鏡手術用屈曲鉗子の開発研究
5)AIランダムフォレストを用いた組織標本3D再構築法によるミクロ立体構造の解明(大腸癌、肝臓)
6)腸内細菌叢と疾患に関する研究

内視鏡センター 所属教員

教授 池田 哲夫
助教 堤  亮介
助教 橋本 直隆

研究業績

福岡歯科大学・福岡医療短期大学研究業績データベース