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■主な診療内容
 心療内科でみることの多い病気には、高血圧症、糖尿病、肥満などの生活習慣病、気管支喘息、胃十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、頭痛、自律神経失調症、摂食障害などがあります。これらは、すべてがそうであるというわけではありませんが、病気の起こる原因や長引いている原因、なかなか良くならない原因に心理社会的要因やストレスが関係していることが多いのです。こうした病態(病気の原因)をもつ病気は総称して「心身症」と呼ばれています。心身症の病態がしばしば見られる病気には 表1のようなたくさんの病気があります。
  心療内科では、「内科」とついているように、内科的な疾患を中心に診療しています。一般の内科と違うところは、身体をみながら常に患者さんの心や社会生活の面に注意を向けていることです。精神科と違うところは、心と同時に身体に配慮していることです。
長引く症状があってもそれがストレスからくるものであるとか、心理的な原因であるということは、本人自身はなかなか気が付かないものです。症状が1ヵ月以上続く場合、検査でははっきりした異常が見られない場合、多彩な症状が繰り返し出る場合、などがあるときには一度心療内科に相談して下さい。
 治療では、薬物療法に加えて、カウンセリング、自律訓練法、交流分析、行動療法、バイオフィードバック法などを行います。入院施設もありますので、必要であれば入院治療も可能です。
表1 代表的な心身症
呼吸器系 気管支喘息、過換気症候群、神経性咳嗽
循環器系 高血圧症、低血圧症、起立性低血圧症、冠動脈疾患、神経循環無力症
消化器系 消化性潰瘍、慢性胃炎、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、胆道ジスキネジー、慢性膵炎、心因性嘔吐、びまん性食道痙攣
内分泌系 神経性無食欲症、神経性過食症、甲状腺機能亢進症、肥満症、糖尿病
神経筋肉系 緊張型頭痛、片頭痛、書痙、痙性斜頸、自律神経失調症、慢性疼痛
皮膚科系 アトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹、多汗症、円形脱毛症、皮膚掻痒症
外科系 腹部手術後愁訴、頻回手術症
整形外科系 慢性関節リウマチ、全身性筋痛症、腰痛症
泌尿器系 神経性頻尿(過敏性膀胱)、夜尿症
産婦人科系 更年期障害、月経前症候群、続発性無月経
眼科系 眼精疲労、眼瞼痙攣、視野狭窄
耳鼻科系 めまい症、心因性難聴、咽喉頭異常感症、心因性失声症
歯科領域 顎関節症、義歯不適応症、舌痛症、口腔乾燥症

※心療内科は完全予約制となっています。