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■その他の情報

・むし歯ができてしまったら

 噛み合わせの溝が少しでも黒くなってきたら要注意です。しかし、歯と歯の間のむし歯は初期にはなかなか見つけにくいものです。歯と歯の間にデンタルフロス(歯の間を清掃する糸)をとおしてみて、もし引っ掛かりがあるようならむし歯になっていると考えて良いでしょう。一見小さなむし歯にみえても削ってみると中はかなり大きなむし歯です。むし歯の治療は,早めに済ますことが理想です。そのためにも、かかりつけの歯科医院を決めて,定期的に検診をうけることをお勧めいたします。

       


・むし歯ができる条件とは

 むし歯の原因は未だ完全に解明されたとは言えませんが,今のところ次のような条件が揃った時にできるのではないかと考えられています。

1.酸に対して弱い質の歯であること。
2.口の中に糖分が存在すること。
3.酸を産生する細菌がいること。
4.歯の表面が不潔なまま長時間が経過すること

 これらの条件の内一つでも完全に無くせばよい筈ですが,それはなかなか簡単で難しいようです。でも,できるだけそれぞれの条件を少なくすることがむし歯予防につながるのです。特に小児の場合は保護者の工夫と努力が必要です。

            

・永久前歯の生え代わり

 永久前歯は普通6〜7歳頃下顎から生えてきますが,特に下顎は,まだ前の乳歯が抜けていないのにその内側より永久歯が生えてくることがよくあります。この場合,なかなか乳歯が抜けないようであれば抜歯等の処置をします。抜いた後に永久前歯が入るスペ−スがあれば舌で押されて歯列に奇麗に並びます。しかし,二番目の歯が真ん中の歯の内側に重なるように生えている場合は,スペ−スが足りなくなることが多いので要注意です。

・初めての歯科治療

 むし歯があると言われた時は,早く治療を受けるようにお勧めしますが,子供が泣くと可愛そうだと言って,すぐに治療に連れてこられないお母さんが多いようです。しかし,ぐずぐずしているうちに,むし歯が進んでしまって痛み出したり,顎が腫れてしまって,どうしようもなくなってしまいます。これでは,本当に子供さんが可愛そうです。
 そこで福岡歯科大学附属病院小児歯科では、お子様の恐怖心に応じて、お鼻マスクや全身麻酔法など、いろいろな方法で治療しています。もし,上手にできたら,先生がきっと褒めてくれる筈です。お母さんもお家に帰って皆の前でうんと褒めてあげてください。そうすることによって子供自身も,一人でやれたということで自信がつき,次からはもっと上手に出来るでしょう。

・フッ素塗布

フッ素は自然界に多く存在し、私達の食べたり飲んだりしている大部分の食品の中に、微量ですが含まれている物質で、特別珍しい物ではありません。フッ素は歯に塗ると表面のエナメル質に働いてフルオルアパタイトという酸に強い物質を作り、むし歯に成りにくくします。塗布の時期としては、生えてすぐの時が最も効果的です。生えてすぐの歯は未成熟の為、歯の表面にフッ素を取り込み易いのです。しかし、フッ素塗布をしたからと言って、100%むし歯にならないというものではありません。日頃のむし歯予防の心掛けをわすれない事が大切です。

        

 
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