耳寄りな話<障害者歯科>

「鎮静法で不安のない歯科治療を!」

〜笑気ってご存知ですか〜

歯の治療には、誰でも抵抗感を抱くものです。何をされるかわからないし、苦しそうだし、口をずっと開いていなければならないし、そして何よりも痛そうだから、できるなら歯科にはかかりたくないものです。
そんな歯の治療にまつわる不安を少しでも楽にするのが笑気吸入鎮静法です。
本院障害者歯科では、多くの方に笑気を体験してもらい、その効果を実感してもらっています。

でも、この方法は限られた病院や診療所でしか行われていませんから、あまりなじみがないかもしれません。
そこで、いろいろな疑問にお答えしましょう。

Q.笑気(しょうき)ってなんですか?
A.亜酸化窒素というガスで、これを吸った発見者は「うっとりとした気分になる」と表現しました。このガスを吸入しながらはじめて抜歯をしたのは1844年のことで、歯科での使用は150年以上の歴史があります。           
Q.意識がなくなってしまうのですか?
A.全身麻酔と違って意識はあります。治療中に会話もできますから、歯科医師や歯科衛生士とのコミュニケーションは普段どおりで、まったく心配はいりません。
  
Q.痛みを感じなくなるのですか?
A.笑気を吸入すると不安が減少し、痛み刺激も乗り越えやすくなります。ただ、会話可能な低濃度で使用していますので、無痛作用は完全ではありません。痛みや不快感を伴う歯の治療をするときには局所麻酔も併用します。もちろん、笑気を吸入した状態で麻酔の注射をしますから、不安も少なくて済みます。
Q.からだに害はないですか?
A.からだに無害なことは150年の歴史が証明しています。毎回の治療のたびに使ってもだいじょうぶです。
Q.入院しなくてもいいんですか?
A.歯科治療終了後は100%酸素に切り替えて、肺の中の笑気を追い出します。その後、待合室で15〜20分休めば、そのまま帰宅可能です。
Q.誰にでも使えますか?
A.大人も、子どもも、知的障害をお持ちの方も、体験することができます。鼻マスクを嫌う人もいますが、慣れれば上手に装着してくれますし、笑気を吸入してくれさえすれば、その効果は実証済みです。ただし、病気をお持ちの方は、事前の診査が必要となります。
Q.治療費は高くないですか?
A.保険が適用されますから、安心して笑気吸入鎮静法をお申し付けください。
 
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