「平成21年の重点項目」
                    理事長 田中健藏
 


新年明けましてお目出とうございます。

 世の中の動きは大変に激しく、多くの困難な課題が提起されています。私共は、そのような社会環境のなかで、歯科学園としての使命を認識し、建学の精神を忘れず、私共皆で作った中期構想の実現に努力したいと思います。

 新春を迎え、次の項目を今年の重点目標として、皆さんと共に努力したいと考えています。

・第一に、「口腔医学(口腔科)」の学問体系の確立に向けて、社会、学界、医療界の理解と協力を得るよう努力しましょう。「患者中心の医療」の「知の統合」として「口腔医学(口腔科)」を確立し、医療の一専門分野として「医歯一元化」を実現することは、社会的要請の特に高い医療系分野の人材育成の在り方に係る基本的課題であると思います。

・第二に、教育面では、「戦略的大学連携支援事業(「口腔医学の学問体系の確立と医学・歯学教育体制の再考」)」を推進し、口腔医学(口腔科)の医療人養成のためのカリキュラムを構成・実施して下さい。また、きめ細かな履修指導や進路相談等の学生支援充実に取り組んでいただきたい。国家試験対策等を充実し、歯科医師国家試験合格率の上位定着及び歯科衛生士試験合格率100%を目指しましょう。

・第三に、研究面では、文科省助成の先端科学研究センターの活用等による大学院の研究指導体制の充実を図り、学部卒業生の進学促進及び社会人再教育の受け入れ促進のため魅力ある大学院を展開しましょう。

・第四に、医科歯科総合病院は、総合医療センターとしての拡充を目指し、診療責任体制の確立とともに、病院情報システムを充実し患者増を図ることが重要と思います。介護老人保健施設、介護老人福祉施設は、地域の保健福祉に貢献するとともに、教育研究の場として機能するよう努力し、介護職員等の処遇改善に努めたいと思います。

・第五に、本館・病院棟は耐震性の確保等の観点から、改修・改築等を検討します。また、地球温暖化対策として、エネルギー使用の合理化に努めたいと思います。

・最後に、第六として、学園の活性化を図るため、人事考課制度を充実し、処遇に適正に反映させるとともに、教職員の資質向上のため、各種研修等の充実・強化を図りたいと思います。

 今年もひきつづき、法人、教職員が一体となって、厳しい倫理観としっかりした価値観、それに目的意識を持って、明るく楽しい学園を作り、学生が意欲をもって勉学し、同窓生が誇れる母校を目指したいと思います。

 本田武司学長には、2期6年間、大学発展のために多大の御盡力をいただいたことに心から敬意と感謝の念を表します。2月からの北村憲司学長新体制のもとでの皆様の御精進を心から期待します。

今年が皆様にとって良い年でありますように、重ねて心から念じて、新年の挨拶と致します。