学校法人福岡学園福岡歯科大学と株式会社テムザック（福岡県宗像市）は、小児患者型ロボット「さくら」の導入発表会を行いました。

福岡歯科大学では、平成25年に成人患者型ロボットを導入し、臨床実習を行っています。好評をいただき、現在も継続して実施していますが、今日、その次のステップとして、小児の危機管理の訓練ができる、小児患者型ロボットの導入をいたしました。

この小児患者型ロボット「さくら」は、歯科治療中の小児患者の動きをリアルに再現できる人型のロボットです。小児特有の診療拒否や歯科治療中に起こる体調不良、容態の急変を再現し、実際の訓練が難しい緊急時の対応を疑似体験することで、高度な臨床技能や問題解決能力を身につけることが可能になります。

小児患者型ロボットを導入して、危機管理実習を行うことは世界初の試みです。

 

本日の導入発表会の様子は、以下の番組でも放送されます。ぜひご覧ください。
・RKB「今日感ニュース」　　　　　2020年8月18日　18:15～　放送
・TNC「ももち浜S特報ライブ」　　　2020年8月18日　18:50頃～　放送