教員インタビュー

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50音順リスト
あ か さ た な
は や ら わ

あ行
・阿南壽 (あなんひさし)
・池邉哲郎 (いけべてつろう)
・池邉哲郎 大学院fd
・石川博之 (いしかわひろゆき)
・石川博之 大学院fd
・稲井哲一朗(いないてついちろう)
・井上敏生 (いのうえとしお)
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・岡村和彦 (おかむらかずひこ)
・尾崎正雄 (おざきまさお)
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か行
・香川豊宏 (かがわとよひろ)
・金子高士 (かねこたかし)
・金光芳郎 (かねみつよしお)
・川野庸一 (かわのよういち)
・城戸寛史 (きど ひろふみ)
・城戸寛史 大学FD
・古賀千尋 (こがちひろ)
・小島寛 (こじまひろし)
・児玉淳 (こだまじゅん)
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さ行
・坂上竜資 (さかがみりゅうじ)
・坂上竜資 大学院FD
・佐藤博信 (さとうひろのぶ)
・篠原徹雄 (しのはらてつお)
・嶋田香 (しまだかおる)
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た行
・髙橋裕 (たかはしゆたか)
・田中芳彦 (たなかよしひこ)
・谷口省吾 (たにぐちしょうご)
・長 環 (ちょうたまき)
・都築尊 (つづきたかし)
・鳥巣浩幸 (とりすひろゆき)
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な行
・内藤徹 (ないとうとおる)
・永井淳 (ながいあつし)
・永嶋哲也 (ながしまてつや)
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は行
・萩家康弘 (はぎややすひろ)
・埴岡隆 (はにおかたかし)
・馬場篤子 (ばばあつこ)
・早川浩 (はやかわひろし)
・日高真純 (ひだかますみ)
・廣藤卓雄 (ひろふじたかお)
・別府理智子(べっぷりちこ)
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ま行
・松浦尚志 (まつうらたかし)
・丸田道人 (まるたみちと)
・壬生正博 (みぶまさひろ)
・森田浩光 (もりたひろみつ)
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や行
・安河内ひとみ(やすこうちひとみ)
・山崎純 (やまざき じゅん) 
・山崎純 大学院FD
・山野貴史 (やまのたかふみ) 
・湯浅賢治 (ゆあさけんじ)
・吉永泰周 (よしながやすのり)
・米田雅裕 (よねだまさひろ)
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ら行
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わ行
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「歯科大で一番受けたい授業~学生アンケート人気No.1の訳~」

成長発達歯学講座 矯正歯科学分野 石川博之教授(現:学長)

※掲載の情報は平成23年3月30日現在(教授在任時)の情報です。

石川博之教授(現:学長)
先生の矯正歯科での学生教育、大学院生の指導における確固たる信念と情熱あふれるお話をお伺いしました。
——先生のご出身は?  
石川:
僕は北海道の小樽市の出身です。福岡歯科大学に赴任して一番にしたことは何だと思いますか?実は九州の地図を買って、地名を覚えることから始めたんですよ。人と話をするときに必要なので。あと地名を覚えてどこに温泉があるのかなぁ~って(笑)、休みには家族でけっこう温泉に行くんです。北海道人なのでスキーは大好きで、実は中学生の頃、スキーの選手でもあったんです。もともとバスケ部所属だったのですが、スキーと陸上の大会では選手として出場していたんですよ。昔は体を動かすことが得意でしたね(笑)。 石川博之教授(現:学長)
——なぜ歯科医師の道に進まれたのですか?  
石川: 実家はまったく歯科医師や医師とは関係ないんですが、地元ですからとにかく北海道大学に行きたかったんです。広いキャンパスとか、フロンティアスピリットとか、大学のカラーに憧れていたのもありますし、将来、会社勤めよりは自分で独立した仕事ができればと思っていましたから、医療系の学部に進学したいと思い、歯学部を選択しました。  
——その憧れの北海道大学に入学された先生の大学時代の一番の思い出を教えてください。 石川博之教授(現:学長)

石川:

一番の思い出というか僕たちのクラスは38人で、ものすごく仲が良くて何をするにも一緒だったんです。実習や試験勉強で居残りしたり…ほんと思い出せばたくさん浮かんできますね。5月に札幌で卒後30周年のパーティーがあるんで楽しみです。8割から9割くらいは参加しますよ。
——ところで、矯正歯科では学生はどういったことを勉強するのでしょうか?  
石川: 歯並びやかみ合わせの悪い状態のことを不正咬合と言います。矯正歯科はそのような異常を治す歯科の領域になります。原因は顎の骨の成長に問題があったり、歯の生えかわりに問題があったり、また、口の周りの筋肉の使い方、機能の発達の問題など様々で、“成長発育”という言葉がキーワードになります。まずはどうして歯並びが悪くなるのか、その原因を勉強します。 石川博之教授(現:学長)
——その成長発育の過程で問題が起きた場合、具体的にはどうするのでしょうか?
石川: 普通の歯医者さんがするような歯を削って詰めるとか、歯を抜くといった治療とは違って、我々はからだに力をかけます。つまり、力をかけて歯を動かしたり、力をかけて顎の成長をコントロールしたりします。その際、いろいろな細胞が作用して歯が動いたり、顎の成長を抑制、促進したりしながら変化します。このように力をかけてからだに反応が起こることを“生体力学”といいます。  
 ——先生が学生への講義で心がけていることはありますか?  
石川: 矯正歯科の講義では、前半に“成長発育”と“生体力学”といった基礎的な勉強をして、後半に治療のための検査や診断、様々な矯正装置を使った治療法を勉強します。また、ワイヤーの性質や曲げ方、曲げ方による力の働き方の違いなども実習で学びます。僕の授業のやり方は、プリント、スライド、板書です。プリントで知識を整理して、スライドと板書で理解する、板書は字が少なくて主に絵です。絵を一緒に書いてもらいます。プリントは全部で100ページ以上にもなりますが、学生にはこのプリントに書き込んでもらって自分のオリジナルテキストを作ってもらうようにしています。学生の授業評価アンケートの結果は、とてもうれしいものでした。僕が80分の講義で学生全員に自分の知識を伝え、そしてその知識を仕事に活かしてもらう、学生には将来の自分をイメージしてもらいながら勉強するようにと伝えています。卒業生から「矯正の講義で頂いたプリントはずっと持ってます」と言われたときには、僕の伝えたかったことや自分が教えたことが伝わってるんだなぁと実感しましたね。
——矯正歯科の魅力とは?

石川: 矯正歯科って患者さんが持っている歯並びに対する悩みを取り除いてあげて、その人の人生がより明るくなるように治療していくわけですから、ものすごく夢のある診療科だと思うんですよね。治療後に患者さんの笑顔にふれて、その笑顔にまた僕たち歯科医師がやりがいを感じることができるところが矯正歯科の魅力ですかね。
——先生はどんな歯科医師を育てたいと思いますか?
石川: 一番大事なのは“生涯研修”だと思います。歯科医師として自分がやりがいを持って第一線で患者さんを診ていくためには、一生勉強していかなければならないと思うんです。医療は日進月歩ですから僕たちが教えられるのは、どうやったら新しい知識や情報を仕入れられるのか、知識をどういうルールで使わなきゃいけないのか、収集した情報をどのように選択、分析、統合するかという勉強の仕方です。「一生涯勉強している歯科医師」というプライドをもった人を育てたいと思っています。
——そんな先生の姿勢が学生にも伝わるんでしょうね。
石川: 学生には常に将来像を持ってほしいって話しています。今勉強しているのは、まだ出会ったことのない将来の患者さんのために勉強しているわけなんです。出会ったことのない人のために努力することってなかなかできませんから、教えないといけないですよね。人は何か仕事をして誰かの役に立って、やりがいを感じ、報酬をもらって生きています。そういう社会に参加していく手段として医療を選んでいるんだってことも教えないといけないですから僕自身の成功談、失敗談も話すようにしています(笑)。
——先生の教室に大学院生が沢山集まる魅力って何ですか?
石川: 僕は大学院の一番の目的はリサーチマインドを持った臨床医の育成と思っています。つまり、問題を見つけて、データを収集、分析、統合して答を見い出すという科学的思考をもった臨床医になってもらいたい、それを研究を通して身に付けてもらうというのが目的なんです。もちろん大学院をきっかけに研究者を志すのもすばらしいことです。僕の教室ではこの11年間に22人の大学院生が博士号を取りました。そして、学会等で12件も賞を頂きました。矯正歯科には若い人が多いから、いい意味で競争して切磋琢磨してくれていますよ。
——先生が今、学部学生や大学院生に伝えたいことはなんですか?  
石川: 学部卒業後の選択肢として大学院というのは勉強の仕方を学ぶところだと思うんです。よりよい治療を行うためには、診断からどういった治療を行うかという考え方がしっかりしていることが大切で、問題を発見してそれを解決するという思考などを研究を通して身に付けるのは絶対臨床に活きてくるはずなので。プライドとかやりがいを持って臨床に携わっていくためには、大学院は良い経験のできる重要な場所になると思います。そこで得たものは歯科医師になってからも役に立ちますから、ぜひ大学院で“自信”をつけてほしいですね。“自信”とは“自分を信じる!”事ですから・・・。
——最後に本学を受験しようと考えている高校生のみなさんにメッセージをお願い致します。
石川: 福岡歯科大学には、本学をはじめ九大や九歯大といった九州の大学出身の先生方に加えて、北大、東北大、東大、新潟大、阪大、広島大など全国から多数の先生方が集まっています。「ここが中央」といえるような陣容と熱意で歯科の教育を行っています。ですから、特に九州や山口の受験生の皆さんには、日本の歯科医療の将来を担うつもりで、ぜひ歯科医師を目指してほしいですね。
本日は、お忙しいところありがとうございました。  
   

石川教授からのビデオメッセージ

 
 
 

 

 

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