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生体構造学講座

講座概要

 平成13年4月1日の大講座制導入により、基礎医歯学部門のひとつとして生体構造学講座が誕生しました。機能構造学分野、病態構造学分野の2つの分野より構成されています。

 

主任教授挨拶

生体構造学講座 機能構造学分野 教授 稲井 哲一朗

 生体構造学講座は、「機能構造学分野」と「病態構造学分野」の2つの分野からなります。機能構造学分野は、人体の正常構造について発生学、解剖学的視点から全身を理解し説明できる事を目標に学生教育を行っています。病態構造学分野は、全身的疾患の基本的病態、すなわち病因や発生機序にはじまり、正常構造が肉眼および顕微鏡観察にてどう変化するかを理解し、診断さらに治療、予防に応用できるように学生を指導しています。生体構造学講座は口腔医学を実践し推進できる人材を育成するために、解剖学、組織学、病理学の立場から日々取り組んでいます。講座教員は、独自の研究テーマを設定し、科学研究費をはじめとする外部資金を獲得して、本学の研究センターなどを活用しながら大学院生、さらには学外の共同研究者とともに研究を行っています。

 

 

機能構造学分野

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教育

 「人体発生学」にはじまり、肉眼解剖学としての「系統解剖学」、顕微解剖学としての「組織学」により全身を理解し、「口腔解剖学」、「歯の解剖学」、「口腔組織学」により、人体を構成する1つの器官として口腔の正常構造を理解し説明できることを目標に学部学生教育をおこなっています。実習は、大学院生を含め教室員一丸となって学生教育に当たっています。
第1学年:解剖学入門
第2学年:発生学・組織学演習、系統解剖学演習
第3学年:歯の解剖学、口腔組織学、生体構造学実習I(口腔組織系)

 

研究テーマ

三次元培養系を応用した角化細胞の研究(稲井)

 角化細胞は皮膚および口腔・食道における角化および非角化重層扁平上皮を構成します。我々は、マウスの角化細胞をフィルター上で培養し、角化および非角化重層扁平上皮を再構築する三次元培養系を確立しました。この培養系において、ゲノム編集技術、遺伝子発現および抑制などの手法により、角化・非角化、重層化、層分化、重層扁平上皮内での腫瘍細胞の挙動などを解析しています。これらの知見を将来、癌治療や口腔粘膜の再生医療などに応用できることが目標です。

エナメルマトリックスプロテインの硬組織形成における役割に関する研究(畠山)

 人体において最も硬い組織であるエナメル質は歯の表面に存在します。エナメルマトリックスプロテインはエナメル質を形成するときに分泌されますが、このタンパクに異常が起きると歯の色が変色、またはエナメル質が薄くなるエナメル質形成不全を引き起こします。また最近の研究からエナメル質以外の他の硬組織に働くことが報告されています。我々はエナメル質形成不全モデルマウスの解析、エナメル芽細胞および骨に関わる細胞培養をとおして、エナメル質および骨を含む硬組織形成におけるエナメルマトリックスプロテインの役割を分析しています。

ヒト肉眼解剖学的研究(児玉)

 次に挙げるテーマで肉眼解剖学的手法を用いた研究を行っています。
「ヒト翼突筋静脈叢の機能形態学的研究」:頭・頸部には下顎骨の内側に翼突筋静脈叢という独特の機能・形態を有した静脈叢が存在しています。この静脈叢が有する形態がどのように頭・頸部の血液循環に影響を与えているのかを検討し、頭頸部疾患解明の一助になることを目標としています。
 「個人・異同識別への硬組織の応用」:近年、大規模災害や大事故で硬組織所見すなわち歯科的所見の重要性が知られています。そこでさらなる個人・異同識別の効率性向上のため、頭頸部の縫合や骨梁の形態的比較検討を行っています。

上皮組織による変異細胞排除機構の研究(北河)

 上皮組織には免疫系を介さない、癌細胞をはじめとする変異細胞の排除機構が存在します。
上皮組織の一体性を保つ構造である細胞間結合が、この排除機構にどう関与しているのか解析を進めています。

高濃度オステオカルシンによる脂肪細胞への細胞死誘導機構の研究(大谷)
 主要な非コラーゲン性骨基質タンパクであるオステオカルシン(OC)のうち、特に非カルボキシル化形態であるGluOCが全身の糖・エネルギー代謝を活性化することが知られるようになり、我々はGluOCが脂肪細胞に作用し、糖・脂質代謝活性化ホルモンであるアディポネクチンの発現を促すことおよびそこに至るまでのシグナル伝達経路を解明しました。
 現在は、このGluOCは高濃度で脂肪細胞に作用すると、細胞死を誘導することを明らかにし、その分子メカニズムについて解析をおこなっています。


機能構造学分野 所属教員

教 授 稲井 哲一朗

教 授 畠山 雄次

講 師 児玉 淳 

助 教 北河 憲雄 

助 教 大谷 崇仁 

 

 

病態構造学分野

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1. 概要

病態構造学分野は、北村勝也教授(故人)により昭和50年に口腔病理学講座として開講、平成10年10月より谷口邦久教授に引き継がれ、平成13年4月より生体構造学講座・病態構造学分野として、大講座制の中に組み込まれ現在に至っている。 
この分野は、口腔に起こる疾病全般の病態を対象に教育、研究を行っています。学問の分野では病理学に属しますが、各種の病態を形態学的アプローチを用いながら、探求しようとする特色を前面に出すために、”病態構造学”という命名がなされました。

2.教育

教育面では、2~3年生の講義、3年生実習、6年生の講義を主として行い、臨床講座との相互乗り入れ講義、1年生へのチュートリアル、その他の教育にも参画している。

3.研究・診断

臨床各講座から依頼の病理組織診断業務に加え、別記(研究の概要については、「主な研究テーマ」「研究業績」のページをご参照ください)のように口腔組織の病態について幅広く研究を行っている。

 

 

研究テーマ

1.歯牙疾患に伴う歯周組織の破壊および修復の機構に関する実験的研究 
う蝕(虫歯)や外傷など様々な原因で歯牙の形や機能が変化します。その結果、歯牙のみならず歯周組織にも様々な変化が起こります。このような歯の疾患に併発する歯周組織の変化(破壊および修復性の変化)が生じるメカニズムについて、実験動物モデルを利用した研究を行っています。 
2.発生学的および病的状態における歯牙硬組織の形成および石灰化 
正常な個体発生過程や歯胚(歯の種)に外傷を与えた際の歯胚の発育過程など病的な状態における 歯牙硬組織(エナメル質、象牙質、セメント質からなる硬い組織)の形成および石灰化(=硬化)の様子について研究を行っています。 
3.移植片対宿主病(GVHD)の機序解明とがん治療への応用 
生体に移植を行うと、移植片が宿主(移植先)の組織を免疫的な機序で破壊する変化(GVHD)が起こることがあります。この免疫的な組織破壊の標的をがん組織に向けることにより、がん治療への応用の可能性が拡がります。GVHDの実験モデルを用い、この可能性を模索しています。 
4.口腔諸組織の神経組織の消長および機能的構造 
歯肉、歯髄、舌、唾液腺など口腔の諸組織における神経組織が、正常あるいは病的な状況下で、どの様な分布および消長を示すかについて検索し、このような組織における神経の役割について解明しようと試みています。 
5.癌の浸潤、増殖、転移機構に関する基礎的・臨床病理学的研究 
がんの浸潤(周囲の組織へ拡がること)、増殖(細胞が増えること)、転移(別の組織に運ばれて、そこで新たに増殖すること)のメカニズムについて、実験動物モデルを用いた基礎的およびがんの症例を用いた臨床病理学的研究を行っています。 
6.口蓋裂の発生過程に関与する諸因子の解析 
 口蓋裂は、口蓋形成時期の外傷や化学物質の投与、あるいは遺伝子や染色体の異常により発生します。口蓋裂の発生に関与する様々な因子について研究を行っています。

 

病態構造学分野 所属教員

教授 橋本 修一

准教授 岡村 和彦

助教 吉本 尚平

 

 

 

研究業績

生体構造学講座 研究業績 (福岡歯科大学・福岡医療短期大学研究業績データベース)

 

 

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