講師紹介

氏名:三輪 邦弘
所属:診断・全身管理学講座
   画像診断学分野
学位:博士(歯学)

三輪邦弘 講師

自己紹介

1980年九州大学歯学部を卒業し,同年九州大学歯学部歯科放射線学講座文部教官助手に就任した。1986〜1987年長崎大学歯学部歯科放射線学講座文部教官助手で出向し,九州大学に帰任した。1999年福岡歯科大学歯科放射線学講座助手に転任し,同大学診断・全身管理学講座画像診断学分野助教を経て2010年同大学講師に就任した。
助手着任直後は九州大学医学部附属病院放射線科で頭頸部領域の各種画像診断法,口腔癌の放射線治療,核医学検査法を研修した。1982年放医研防護課程を修了し,1983〜1986年九州大学医学部附属病院中央検査部に出向し超音波診断法の基本的手技と理論を集中的に習得した。当時超音波診断法では同定困難とされた顎下腺の描出法に成功し,顎下腺内導管へのマイクロバブル挿入法で確証を得た。同時期に産業医科大学附属病院,福岡市民病院に出向し画像診断に従事した。1990年代は各種医療診断画像の経験的読像所見に対して問題点を提起した。病態を反映する画像所見の客観的評価法を追究し,顎顔面頸部の表在性軟部腫瘤を対象とした超音波像を従来の主観的診断基準で読像した画像所見の客観的特徴量を見出した。2000年以降は新旧複数の超音波診断装置を利用した多様な画像所見を医療画像が複雑に絡み合う二次元的画素連結を用いて数値化することで,統計的評価法として頻用されるROC解析に含まれる経験的判定要素を定量化した医療画像統合診断システムの開発に取り組んでいる。

研究分野・現在の研究テーマ

画像診断学, 超音波画像解析学
・医療画像診断所見の統一定量化システムの開発
・超音波画像の組織性状数値化の検討
・医療画像の定量化に関する基礎的研究
・超音波画像ノイズ解析による病変内部性状評価の研究
・医療画像解析による組織性状評価法の研究

主な研究業績

・三輪邦弘, 湯浅賢治, 岡村和彦, 前田顕之:超音波像による口腔癌の頸部リンパ節転移と非転移の定量的鑑別法. Jpn J Med Ultrasonics 34:509-520,2007.
・三輪邦弘, 神田重信, 湯浅賢治:輝度ヒストグラム解析法を用いた顎下腺超音波像の定量的分析.歯科放射線 42:110-120,2002.
・Goto,TK.,Yoshiura,K.,Nakayama,E.,Yuasa,K.,Tabata,O.,Nakano,T.,Kawazu,T.,
Tanaka,T.,Miwa,K.,Shimizu,M.,Chikui,T.,Okamura,K.,Kanda,S.The combined use of US and MR imaging for the diagnosis of masses in the parotid region.
Acta Radiologica 42:88-95,2001.
・Shimizu,M.,Tokumori,K.,Saitoh,M.,Miwa,K.,Yoshiura,K.and Kanda,S.: Sonographic analysis of rat submandibular glands with experimentally induced sialadenitis.Dentomaxillofac Radiol 29:90-96,2000.
・中野敏昭, 湯浅賢治, 三輪邦弘, 神田重信, 鹿毛和夏穂, 大関悟, 篠原正徳:口腔扁平上皮癌の頸部転移リンパ節に対する超音波診断:節外型転移リンパ節の特徴.日本口腔腫瘍学会誌 11:90-97,1999.

外部資金獲得状況

科学研究費補助金:基盤研究(C),萌芽研究,奨励研究(A):代表 計8件
        :試験研究(B),基盤研究(A)(B)(C),一般研究(B)(C):分担 計13件
(社)日本超音波医学会 新技術研究開発費:代表1件