准教授紹介

氏名:松浦 尚志
所属:咬合修復学講座
   冠橋義歯学分野
学位:博士(歯学)

松浦尚志 准教授

自己紹介

教員インタビュー 教員インタビューはこちら

 1990年広島大学歯学部卒業、1994年同大学大学院歯学研究科修了、1994~95年同大学歯学部付属病院医員、1996~97年広島記念病院広島合同庁舎診療所歯科勤務、1998~99年アメリカ合衆国ノースキャロライナ大学チャペルヒル校歯学研究所ポスドク(98年骨芽細胞生物学研究室、99年コラーゲン生化学研究室)、2000年より福岡歯科大学に着任し、現在に至っています。
 研究に関しては、大学院時代は黄色ブドウ球菌の上皮細胞への付着機構を、大学院終了後1998年まではインプラント体表面における骨芽細胞の接着、増殖、分化などの動態について、1999年から現在までは主に骨や歯肉のコラーゲンの解析を行ってきました。
 臨床に関しては、クラウン・ブリッジ・可撤性義歯・インプラントの補綴治療と補綴治療のための前処置(外科・歯周歯内療法・小矯正)を含めた包括的な治療を行っています。臨床は知識の習得と技術の修練という不断の努力を要するのみならず、患者様の状況を考慮してどういった治療計画がベターなのか、患者様に合った治療計画を日夜考えなければならない大変な労苦を要する仕事ですが、歯科医師となった人間にとってその労苦こそが仕事のやりがいとなっていることを日々体験しています。また大学院時代からの研究を通して集積された生物学的な知識と習得した研究プロセス(文献を調べつつ、治療計画の立案・治療を実行しつつ、治療結果・経過を客観的に評価しつつ、症例検討会で討論しつつ、反省する)がどれほど私の臨床を助けてくれているか、この限られたスペースでは表現しきれませんが、このような体験も学生や若い人たちへの教育の場において語っていくことも私の責務と感じています。
 資格には、日本補綴歯科学会専門医があります。



研究分野・現在の研究テーマ

 コラーゲン分析による顎骨や歯肉の質的評価(顎骨や歯肉の吸収や退縮、あるいは安定性にコラーゲンの量的・質的性状がどれくらい、どのように関わっているかを明らかにしたい)

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主な研究業績

・松浦尚志,片渕三千綱,徳富健太郎:コラーゲン架橋(酵素架橋)と骨質,The Bone,2010年7月号.
・Tokutomi K, Matsuura T, Atsawasuwan P, Sato H, Yamauchi M: Characterization of mandibular bones in senile osteoporotic mice. Connect Tissue Res 49:361-366, 2008.
・Katafuchi M, Matsuura T, Atsawasuwan P, Sato H, Yamauchi M: Biochemical characterization of collagen in alveolar mucosa and attached gingival of pig. Connect Tissue Res 48:85-92, 2007.
・Matsuura T, Katafuchi M, Tokutomi K, Sato H: Lysine hydroxylation of collagen: an important posttranslational modification for physiological and pathophysiological conditions of general and oral connective tissues. 福岡歯科大学学会雑誌 33:133-145, 2007.
・Matsuura T, Tsubaki S, Tsuzuki T, Duarte WR, Yamauchi M, Sato H: Differential gene expression of collagen-binding small leucine-rich proteoglycans and lysyl hydroxylases during mineralization by MC3T3-E1 cells cultured on titanium implant material. Eur J Oral Sci 113:225-231, 2005.
・Matsuura M, Duarte WR, Cheng H, Uzawa K, Yamauchi M: Differential expression of decorin and biglycan genes during mouse tooth development. Matrix Biology 20:367-373, 2001.
・Matsuura T, Hosokawa R, Okamoto K, Kimoto T, Akagawa Y: Diverse mechanisms of osteoblast spreading on hydroxyapatite and titanium. Biomaterilas 21:1121-1127, 2000.
・Okamoto K, Matsuura T, Hosokawa R, Akagawa Y: RGD peptides regulate the specific adhesion scheme of osteoblasts to hydroxyapatite but not to titanium. J Dent Res 77:481-487, 1998.
・Matsuura T, Kohada A, Yamamoto T, Miyake Y, Akagawa Y, Suginaka H, Tsuru H: High incidence of Staphylococcus aureus from dentures and tongues of maxillary resection patients. Oral Microbiol Immunol 12:354-357, 1997.
・Matsuura T, Miyake Y, Nakashima S, Komatsuzawa H, Akagawa Y, Suginaka H: Isolation and characterization of teichoic acid-like substance as an adhesion of Staphylococcus aureus to HeLa cells. Microbiol Immunol 40:247-254, 1996.

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外部資金獲得状況

科学研究費補助金基盤研究(B)代表2件、分担3件、若手研究代表1件、萌芽研究分担2件

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教育業績

1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

・臨床実習でのポリクリの導入(顎位とゴシック)
(2008年~2009年)
ゴシックアーチトレーシングと顎位の関係のポリクリを導入した。
・臨床実習でのポリクリの導入(陶材焼付鋳造冠の作製) 
(2010年~)
技工士との共同作業によるポリクリを導入した。
・クラウン・ブリッジ補綴学における各項目の理論的背景の重視
(2011年~)
講義と試験問題に理論的背景に関する内容を多く取り入れた。

2 作成した教科書、教材、参考書

・臨床実習帳
(2007年~2009年)
第5・6学年の臨床実習帳の作成(補綴科・口腔インプラント科)
・必修 臨床研修歯科医ハンドブック
(2008年5月)
ブリッジの印象・咬合採得と装着の項目を執筆した。
・必修 臨床研修歯科医ハンドブック
(2010年5月)
ブリッジの印象・咬合採得と装着の項目を執筆した。
・必修 臨床研修歯科医ハンドブック
(2012年5月)
ブリッジの印象・咬合採得と装着の項目を執筆した。
・新編 顎関節症
(2013年8月)
咬合治療(咬合調整,補綴歯科治療)の項目を担当した。

3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等

・Implant fixed prosthodontic treatment for the partially edentulous patients -Clinical and biologiocal considerations and my research interests in bone-
(2010年2月)
The 2nd International Workshop on BioDental and Research, Hiroshima University Graduate School of Biomedical Sciencesで講演した。

4 その他教育活動上特記すべき事項

・大学院生のための教育活動
(2007年~2010年,2013年~)
大学院生の学位取得に向けた研究活動の指導
・研修医のための教育活動
(2007年~)
研究医の臨床研修の指導
・OSCE課題責任者,評価者,および外部評価者
(2007年~)
福岡歯科大学,長崎大学,九州歯科大学
・歯科医師臨床研修実務担当者
(2012年4月~)
・歯科医師臨床研修管理委員会委員
(2014年4月~)
・歯科医師臨床研修委員会委員
(2014年4月~)                   

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学会等および社会における主な活動

日本補綴歯科学会会員(2007年4月~)
日本補綴歯科学会代議員(2007年4月~)
日本補綴歯科学会専門医(2007年4月~)
日本補綴歯科学会指導医(2010年9月~)
日本補綴歯科学会ガイドライン委員会エキスパートパネル(2011年4月~)
日本補綴歯科学会専門医認定委員会幹事(2011年4月~2013年3月)
日本補綴歯科学会社会連携委員会幹事(2013年4月~)
日本補綴歯科学会第122回学術大会・総会準備委員長(2012年4月~2013年8月)
日本口腔インプラント学会会員(2007年4月~)
日本口腔インプラント学会会員抄録査読委員会委員(2012年7月~)
硬組織再生生物学会会員(2007年7月~)
日本骨代謝学会会員(2007年7月~)
福岡歯科大学学会会員(2007年7月~)
福岡歯科大学学会編集委員会委員(2012年4月~)
老化促進モデルマウス(SAM)研究協議会会員(2007年4月~)
The International Association for Dental Research会員(2007年4月~)
The American Society for Bone and Mineral Research会員(2007年4月~)
The Academy of Osseointegration会員(2012年3月~)
日本顎関節学会会員(2013年3月~)
日本デジタル歯科学会会員(2014年2月~)

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