教授紹介

氏名:日髙  真純
所属:細胞分子生物学講座
   分子機能制御学分野
学位:理学博士

日髙真純 教授

自己紹介

教員インタビュー 教員インタビューはこちら

 1985年九州大学理学部卒業。同大学大学院医学系研究科博士課程を修了。基礎生物学研究所助手、その間、米国コールドスプリングハーバー研究所博士研究員。その後、生物分子工学研究所主任研究員、九州大学大学院医学研究院学術研究員を経て、2007年福岡歯科大学准教授として着任。2009年に福岡歯科大学教授に昇任し、現在に至っています。
 専門は分子生物学です。これまでに、DNA複製やDNA組換え反応の基礎研究を通して、遺伝情報の安定維持機構の研究を行ってきました。現在行っているアポトーシスの研究も、その機構の解明を目指してスタートさせた研究です。DNA上に生じた損傷は、しばしば突然変異を誘起します。アポトーシスは、そのような変異原性の傷を持つ細胞を死滅させることで突然変異細胞の出現を抑え、発がんを抑制する機構のひとつとして機能しています。
 生命科学の発展は日進月歩です。生物学の講義と実習を通して、学生の皆さんには生命科学に関する知識と興味をより多く持って欲しいと思っています。



研究分野・現在の研究テーマ

・発がん抑制ではたらくアポトーシスの誘導機構
・DNA損傷にともなう細胞増殖の制御機構
・遺伝情報安定化の分子機構

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主な研究業績

・Sano S, Sakagami R, Sekiguchi M, Hidaka M. Stabilization of MAPO1 by specific binding with folliculin and AMP-activated protein kinase in O6-methylguanine-induced apoptosis. Biochem. Biophys. Res. Commu., 2013; 430, 810-815.
・Fujikane R, Sanada M, Sekiguchi M, Hidaka M. The identification of a novel gene, MAPO2, that is involved in the induction of apoptosis triggered by O6-methylguanine. PLoS ONE, 2012, 7, 9, e44817.
・Lim TH, Fujikane R, Sano S, Sakagami R, Nakatsu Y, Tsuzuki T, Sekiguchi M, Hidaka M. Activation of AMP-activated protein kinase by MAPO1 and FLCN induces apoptosis triggered by alkylated base mismatch in DNA. DNA Repair, 2012; 11, 259-266.
・Komori K, Takagi Y, Sanada M, Lim T-H, Nakatsu Y, Tsuzuki T, Sekiguchi M, Hidaka M. A novel protein, MAPO1, that functions in apoptosis triggered by O6-methylguanine mispair in DNA. Oncogene, 2009; 28, 1142-1150.
・Takagi Y, Hidaka M, Sanada M, Yoshida H, Sekiguchi M. Different initial steps of apoptosis induced by two types of antineoplastic drugs. Biochem. Pharmacol., 2008; 76, 303-311.
・Sanada M, Hidaka M, Takagi Y, Takano YT, Nakatsu Y, Tsuzuki T, Sekiguchi M. Modes of Actions of Two Types of Antineoplastic Drugs, Dacarbazine and ACNU, to Induce Apoptosis. Carcinogenesis. 2007; 28, 2657-2663.
・Hidaka M, Takano YT, Takagi Y, Sekiguchi M. PCNA-MutSalpha-mediated binding of MutLalpha to replicative DNA with mismatched bases to induce apoptosis in human cells. Nucleic Acids Res., 2005; 33, 5703-5712.

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外部資金獲得状況

科学研究補助金奨励研究(A)代表3件、科学研究補助金基盤研究(C)代表1件、科学研究補助金基盤研究(A)分担1件、科学研究補助金基盤研究(B)分担1件、科学研究補助金特定領域研究 分担2件

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教育業績

1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

・第1学年 基礎理科(生物学)、細胞生物学
・第2学年 分子生物学
・第3学年 基礎研究演習
・第4学年 基礎・臨床統合演習

2 作成した教科書、教材、参考書

・細胞分子生物学実習Iの実習書
・基礎研究演習の演習書

3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等

・FDワークショップ「低学年(1, 2年生)教育の問題点と口腔医学」にて発表

4 その他教育活動上特記すべき事項

・大学院生のための教育活動

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学会等および社会における主な活動

日本分子生物学会会員(1986年~)
日本遺伝学会会員(2005年~)
日本癌学会会員(2006年~)

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