講師紹介

氏名:鍛治屋 浩
所属:細胞分子生物学講座
   細胞生理学分野
学位:博士(歯学)

鍛治屋浩 講師

自己紹介

1985年に福岡大学薬学部を卒業後、福岡歯科大学口腔生理学講座助手、米国ペンシルベニア州ピッツバーグ大学留学、福岡歯科大学細胞分子生物学講座助教(2007年職名変更)、2008年講師、現在に至っています。
生理学教育では、2年生の一般生理学、3年生の口腔生理学の講義・実習を中心として、全身および口腔医学で基本的で重要となる生命現象の成り立ちとその精巧に制御される統合システムについて、最新の知見を交えながら講義しています。口腔に限らず全身を含めた統合システムをわかりやすく、興味が持てるような講義を目指し、さらに歯科臨床へつながるように心がけています。
研究分野は骨代謝関連細胞の受容体・イオン輸送・細胞内シグナル伝達について生理学的・分子生物学的方法を用いて研究を行っています。最近は特に骨破壊を行う破骨細胞の分化や吸収活性に関わるイオン輸送体の発現とその機能的調節メカニズムについて解明すると共に、代謝性及び遺伝性の骨疾患との関係を明らかにしています。さらに、これらのターゲットとした機能的の治療薬の開発の基礎的研究にも携わっています。また、口腔癌や咬合性外傷などの口腔疾患における発症メカニズムや予防法に関して学内の他講座及び他大学と共同で研究を行っています。学会活動に関しては、日本骨代謝学会、アメリカ骨代謝学会、日本生理学会、歯科基礎医学会等を中心に活動しています。



研究分野・現在の研究テーマ

・破骨細胞の酸分泌輸送体の調節機構と遺伝的疾患異常との関連
・破骨細胞の分化誘導と骨吸収を担うCa2+輸送体の発現と調節機序
・サイトカイン・ケモカイン誘発性歯周炎の発症機序とその予防的研究
・咬合性外傷による顎骨吸収メカニズムの解析
・骨再生における骨補填剤の生体適応性の解析

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主な研究業績

・Kajiya H*, Okamoto F, Nemoto T, Kimachi K, Toh-Goto K, Nakayana S, Okabe K. RANKL-induced TRPV2 expression regulates osteoclastogenesis via calcium oscillations. Cell Calcium. 2010; 48:260-269.
・Fukushima H*, Nakao A, Okamoto F, Shin M, Kajiya H, Sakano S, Bigas A, Jimi E, Okabe K. The association of Notch2 and NF-kappa B accelerates RANKL-induced osteoclastogenesis. Mol Cell Biol. 2008; 28:6402-12.
・Li-JP, Kajiya H*, Okamoto F, Nakao A, Iwamoto T, Okabe K. Three Na+/Ca2+ exchanger (NCX) variants are expressed in mouse osteoclasts and mediate calcium transport during bone resorption. Endocrinology, 2007; 148:2116-2125.
・Kajiya H*, Okamoto F, Li JP, Nakao A, Okabe K. Expression of mouse osteoclast K-Cl cotransporter-1 and its role during bone resorption. J Bone Miner Res, 2006; 21:984-992.
・Roccisana JL, Kawanabe N, Kajiya H, Koide M, Roodman GD, Reddy SV*. Functional role for heat shock factors in the transcriptional regulation of human RANK ligand gene expression in stromal/osteoblast cells. J Biol Chem. 2004; 279:10500-10507.

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外部資金獲得状況

・科学研究費補助金基盤研究(C)代表3件
・科学研究費補助金奨励研究(A) 代表3件
・科学研究費補助金基盤研究(B)分担2件
・科学研究費補助金基盤研究(C)分担8件
・科研費以外の学外助成金 3件

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教育業績

1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

・ムーピーを利用した視覚的授業方法
 (2007年~現在)
 毎年更新
・授業外における質問に対する個人的ミニ講義
 (2007年~現在)
 毎年更新
・中間試験の実施と成績不良者に対する放課後における個人別補習授業実践
 (2007年~現在)
 毎年更新

2 作成した教科書、教材、参考書

・歯科衛生士のための国家試験対策集
 (2007年~現在)
 毎年更新
・細胞分子生物学実習書
 (2007年~現在)
 毎年更新

3 その他教育活動上特記すべき事項

・日中笹川医学協会から派遣された中国人の研究指導
 (2010年9月~2011年8月)
・学部学生の研究教育指導
 (2012年2月~現在)
・大学院特別演習(細胞機能解析法)
 (2007年~現在)

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学会等および社会における主な活動

アメリカ骨代謝学会会員(2007年~現在)
国際歯科研究会会員(2007年~2009年)
日本生理学会会員(2007年~現在)
日本骨代謝学会会員(2007年~現在)
トランスポーター研究会幹事(2007年~現在)

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