教授紹介

氏名:藤田 亜美
所属:機能生物化学講座
   生化学分野
学位:博士(理学)

藤田 亜美 教授

自己紹介

 九州大学理学部卒。同大学大学院理学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、佐賀大学医学部生体構造機能学講座助教、同講座准教授を経て、平成30年10月1日、福岡歯科大学生化学分野教授に就任。
 大学院生の頃から現在まで、ペプチドや植物由来化学物質あるいは薬物など生体内外の様々な生理活性物質が受容体やチャネルを活性化すると生体にどのような反応が生じるか?について、その構造−活性相関や分子メカニズムの解明に取り組んでいます。学術的に面白い発見をすることに加えて、超高齢社会からの要請である「生活の質(QOL)向上」や「健康寿命の延長」に役立つ情報を得ることも目指しています。
 化学の教員として、学生の皆さんが興味をもって楽しく学びながら歯科医師として必要な化学の知識や論理的な考え方を修得することを目標とし、化学について体系的に説明するだけではなく、様々な化学反応が「生体内でどのように作用しているのか」、「日常生活や臨床でどのように利用されているのか」などを取り上げたいと思います。



研究分野・現在の研究テーマ

1. 内因性生理活性物質による痛み情報伝達の制御機構の解明
2. 痛み情報伝達に対する化学物質修飾作用の構造−活性相関
3. 植物由来物質による伝導抑制作用の構造−活性相関

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主な研究業績

  1. Fujita T, Nose T, Nakajima M, Inoue Y, Costa T, Shimohigashi Y. Design and synthesis of para-fluorophenylalanine amide derivatives as thrombin receptor antagonists. J Biochem 1999; 126: 174-179.
  2. Fujita T and Kumamoto E. Inhibition by endomorphin-1 and endomorphin-2 of excitatory transmission in adult rat substantia gelatinosa neurons. Neuroscience 2006; 139: 1095-1105.
  3. Fujita T, Liu T, Nakatsuka T, Kumamoto E. Proteinase-activated receptor-1 activation presynaptically enhances spontaneous glutamatergic excitatory transmission in adult rat substantia gelatinosa neurons. J Neurophysiol 2009; 102: 312-319.
  4. Inoue M, Fujita T, Goto M, Kumamoto E. Presynaptic enhancement by eugenol of spontaneous excitatory transmission in rat spinal substantia gelatinosa neurons is mediated by transient receptor potential A1 channels. Neuroscience 2012; 210: 403-415.
  5. Magori N, Fujita T, Kumamoto E. Hinokitiol inhibits compound action potentials in the frog sciatic nerve. Eur J Pharmacol 2018; 819: 254-260.
  6. Wang C, Fujita T, Kumamoto E. Orexin B modulates spontaneous excitatory and inhibitory transmission in lamina II neurons of adult rat spinal cord. Neuroscience 2018; 383: 114-128.

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外部資金獲得状況

科学研究費補助金
・基盤研究(C):分担 6件
・若手研究(B):代表 4件
・国際学術共同研究:分担 1件
・特別研究員奨励費:代表 2件

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教育業績

1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

・授業で自作の資料を配布した。
(2002年4月〜現在)
配布資料を用いて授業を行い、資料中に設けた空欄に学生が説明を書き込めるようにした。
・授業終了の直前に小テストを行なった。
(2007年4月〜現在)
学生による授業の理解度が分かり、自身の授業にフィードバックできた。また、学生にも自身の理解度を認識するよう促した。
・授業で書画カメラを用いて説明した。
(2016年4月〜現在)
配布資料に説明を書き込む様子を書画カメラでリアルタイムにスクリーンにうつし、学生がより理解しやすくした。

2 作成した教科書、教材、参考書

・ガイトン生理学 原著第11版(和訳本),
Arthur C. Guyton and John E. Hall 著,
御手洗玄洋 総監訳, 御手洗玄洋, 小川徳雄, 永坂鉄夫, 他本人含む51名
2010, エルゼビア・ジャパン株式会社(東京).
(2010年8月)
世界的に有名な生理学の教科書の和訳
・「脳とニューロンの生理学 − 情報伝達・発生・意識」
小島比呂志(編)
小島比呂志, 大谷 悟, 熊本栄一, 仲村春和, 藤田亜美
2014, 丸善出版(東京)
(2014年3月)
脳やニューロンの機能を学ぶための教科書

3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等

・特になし

4 その他教育活動上特記すべき事項

・留学生のための教育活動
(2002年10月〜)
留学生が、学位取得のためや短期留学として行なう研究の指導および日常生活のサポート。
・大学院生や研究生のための教育活動
(2003年4月〜)
大学院生や研究生の学位取得のための研究の指導。

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学会等および社会における主な活動

日本生化学会 会員(1996年4月〜)
日本ペプチド学会 会員(1996年4月〜)
日本生理学会 評議員(2006年4月~)、会員(2001年12月〜)
日本疼痛学会 評議員(2013年7月~)、会員(2001年9月〜)
日本神経科学会(2002年1月〜)
北米神経科学会 会員(2002年4月〜)
国際疼痛学会 会員(2011年12月〜)
日本化学会 会員(2015年12月〜)
日本生物物理学会 会員(2015年12月〜)

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