福岡歯科大学

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大学紹介

カリキュラム・ポリシー

カリキュラム・ポリシー 印刷用(PDF)

教育内容

「教養教育」、「基礎医学教育」、「専門教育」を3本の柱とする6年一貫教育により人間性豊かな医療人を育成します。

「教養教育」を通じて、幅広い教養とともに、協調性、コミュニケーション能力、倫理観と社会的常識、責任感と医療・福祉に対する奉仕の精神を身に付けた人材を育成します。

2「基礎医学教育」を通じて、口腔だけでなく、人の全身を理解するための基盤となる知識を身につけた人材を育成します。

3「専門教育」を通じて、口腔医学を行うための知識、技能、態度を身に付けた人材を育成します。

また、各学年に配置されている科目を履修することで、「プロフェッショナリズム」、「コミュニケーション能力」、「口腔医学の知識」、「口腔医学の実践」、「超高齢社会における地域包括ケア」、「国際力」にかかわる能力について修得し、本学卒業までに身に付けるべき能力(6コンピテンス・65コンピテンシー)の獲得をもって卒業認定を行います。

教育方法

1 「プロフェッショナリズム」

教養教育科目を履修するとともに、初年度から段階的に、複数の本学附属施設を活用した見学・実習・臨床実習を行うことで、医療人としての心構え・倫理観を涵養する。また、教養教育・基礎医学教育科目の講義・実習により自然や社会の多様な問題に対して関心を持つ態度を育成することで、研究マインドの涵養を行うとともに、アクティブ・ラーニングを取り入れた科目などの履修により、主体的学びや汎用的能力を育成し、生涯学習の基盤形成を行う。

2 「コミュニケーション能力」

自然科学系に加えて、社会科学系・人文科学系などの教養教育科目の履修により幅広い教養と豊かな人間性を養うとともに、コミュニケーションの基礎を学ぶ。また、教養・基礎医学・専門教育科目の演習科目でのグループディスカッションにおけるグループリーダーなど各種役割の経験に始まり、相互実習や医療現場での診療参加を重視した臨床実習プログラムを行うことで、座学では得られないコミュニケーションスキルの修得を6年一貫して行う。

3 「口腔医学の知識」

根拠に基づいた医療を展開するため、生命科学の基礎とともに専門教育科目の基盤となる基礎医学教育科目を修得する。また歯科医学の専門教育科目だけでなく、一般医学の臨床科目までを幅広く学習することで、全身を理解し、医学的知識を修得した歯科医師を養成する教育を行う。

4 「口腔医学の実践」

最新の歯科技術に対応した先端的設備を活用した臨床基礎実習・シミュレーション実習により医療現場で必要な技能・態度の養成を行う。また、診療参加を重視するとともに、医科実習を取り入れたカリキュラムで臨床実習を行うことで、これまでに修得した診断と治療の基本となる知識を統合・応用し、口腔医学を実践する教育を行う。

5 「超高齢社会における地域包括ケア」

要介護や合併症を有する高齢者医療に必要な知識と臨床・介護技術を修得するために、本学附属の介護老人保健・福祉施設を活用する。初年度から段階的に講義・実習を行うことで、早期に医療・福祉の現場を体験し、地域の保健・医療・介護・福祉との連携や、口腔ケア・歯科健診・歯科保健指導を実践する教育を行う。さらに地域医療に参画することで、地域住民や医療従事者とのコミュニケーションを通した医療人としての社会性を育てる。

6 「国際力」

多彩なプログラムにより他国の文化・医療の実際を学ぶとともに、外国人講師を活用した実践的語学教育と、アジア・北米・欧州などの姉妹校との国際交流により広い視野と豊かな国際感覚を身につけ、国際活動を行うための基盤形成を行う。

履修する各科目の学修方法はシラバスの学習方法および予習の項目に記載していますので、これを参考に積極的な学習への展開に努めてください。

教育評価

(1)履修した各講義・実習科目においては、シラバスに明記された評価方法に従い、評価を行います。不合格の者には再試験を課し、その合格を求めます。

(2)1~3学年期末に総合学力試験を行い、当該学年の学習到達度の判定を行います。不合格の者には再試験を課し、その合格を求めます。

(3)4学年期末に共用試験(CBT・OSCE)を受験し、臨床実習を行うために必要不可欠な総合的知識及び基本的技能と態度を評価します。不合格の者には再試験を課し、その合格を求めます。

(4)5~6学年臨床実習の期間に、随時、臨床実習試験を行い、臨床実習で身に付けるべき能力の修得について評価します。不合格の者には再試験を課し、その合格を求めます。

(5)6学年期末に卒業試験を行い、本学卒業までに身に付けるべき知識の修得について評価します。不合格の者には再試験を課し、その合格を求めます。