学位審査

審査実施方法

博士(歯学)の学位授与に際しては、学位申請者が提出した博士論文について、主査1名、副査2名の審査委員が下記審査基準に基づいて予備審査を実施する。
早期修了者の場合には、これに加えて学外の審査委員1名を含むものとする。
予備審査期間内で少なくとも1回は公開審査会にて口頭発表・試問を行う。
審査委員は審査結果報告書を研究科長に提出し、それに基づいて研究科委員会が学位授与の可否を決定する(本審査)

博士(歯学)学位審査基準

1.研究目的が明瞭であること(課題設定が明らかであること)
2.研究方法が適切であること(目的を達成するために適切な手法が執られていること)
3.研究結果の取扱いや解釈が正当であること(適切なデータ収集と統計処理によって結果を正しく導き出している事)
4.論旨に妥当性や一貫性があること(論理的な考察と結論が得られていること)
5.当該の学問分野において学術的な意義を見いだせること
    (新規性、先駆性、独創性、有用性を持つ内容であり、査読のある学術雑誌に出版される水準であること)
6.研究に対して高い倫理的配慮がなされていること
    (法令及び研究機関などが定める倫理指針を遵守し、研究の信憑性を揺るがす行為がないこと)
7.研究背景に対して広範かつ正確な知識を有すること(先行研究の情報収集が充分であって偏りがないこと)
8.申請論文に対する貢献が明白であること
    (申請者と共同研究者の担当部分が明らかであり、申請者の主体的かつ中心的な関与が確認できること)

(平成26年1月24日 研究科委員会承認)

学位論文

平成25年度以降の学位論文の要旨、審査結果の要旨等は、福岡歯科大学学術リポジトリに掲載しております。