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| 先端科学セミナー開催 | |
| 先端科学研究センターではこのたび細胞周期の調節や多能性幹細胞の分化誘導について先駆的な研究を行っておられるお二人を演者として迎えセミナーを開催致します。多くの皆様の参加をお待ちしております。 | |
| 日 時: | 平成23年8月2日(火)14:00~16:00 |
| 場 所: | 福岡歯科大学 本館8階 801講義室 |
| 演 者: | 関口 猛 博士(九州大学医学系研究科) |
| 「細胞周期の制御機構-温度感受性変異株を用いた解析」 | |
| 日高 京子 博士(北九州市立大学教授) | |
| 「多能性幹細胞からの心筋細胞の分化誘導」 | |
私立大学戦略的基盤形成支援事業
福岡歯科大学では標記の事業における「研究拠点を形成する研究」として「疾患の抑制におけるゲノム安定性と環境ストレスの制御」を申請していましたが、9月19日付けで選定されました。申請額は5年間で約2億5千万円です。
この事業は「私立大学学術研究高度化推進事業(学術フロンティア推進事業)」の後をうけて文部科学省が策定したもので、平成20年度はその最初の年になります。本学ではこれまで平成10年度から平成19年度まで2期10年間にわたって、「疾患における遺伝的、環境的要因の相互作用とその制御」という課題で学術フロンティア研究の助成をうけて研究を行ってきましたが、これまでの成果が評価されて引き続いて本事業の助成をうけることになったものです。
この研究は、がんや各種の疾患、特に口腔疾患の発症の原因を明らかにし、その上にたって有効な予防、診断、治療の方策を確立することをめざしています。これらの疾患の背景にはゲノムの異常と環境ストレスがあり、これらの要因はまた老化の進行とも関わっていますので、この研究によって疾患のみならず老化の進行を抑える手がかりが得られると期待されています。この研究は関口睦夫教授を代表として本学の14名の研究者によって実施されますが、この研究にはアメリカ、フランス、中国の4人の研究者が参加する予定です。
先端科学研究センターの発足
福岡歯科大学シンポジウム
『環境とゲノムをつなぐ細胞機能-「環境ゲノム学」への挑戦』開催
「疾患の制御におけるゲノム安定性と環境ストレスの制御」の研究プロジェクトの開始にあたり、標記のシンポジウムが12月18日に福岡歯科大学本館801講義室で開かれました。このシンポジウムには本学の研究者に加え、この分野で活躍する国内外の研究者が招待され、質の高い発表と活発な議論が行われました。
まず先端科学研究センターの関口睦夫教授が本研究プロジェクトの意図することについて述べ、その主題の一つである酸化ストレスとゲノム安定性について概括しました。ついで中国の北京老年医学研究所の蔡剣平教授が老化促進マウスを用いた老化と遺伝子発現の関係について研究結果を発表し、さらに九州大学の片山勉教授がDNA複製酵素の構造と機能について精緻な解析結果を報告しました。それにひき続いて九州大学の續輝久教授と本学の日高真純准教授が、発がん抑制の機構についてそれぞれ個体レベルと分子レベルの研究結果を報告しました。最後にアメリカのルイジアナ州立大学の岩熊智雄助教授が、ストレス制御において中心的な役割を果たすp53タンパク質の働きについて最新の研究成果を述べました。これらの講演に対し活発な討論が繰り広げられたのが印象的でした。
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