患者さんに安心感を与えられる歯科医師になりたいと思い、本学に入学しました。2学年になると専門的な科目や実習が増え、前期までは選択授業で自分の興味のあることを学べるので授業がより楽しくなります。生理学や解剖学、心理学、倫理学など幅広い知識を得られるので、口腔医学を極めることができると同時に、国家試験を意識した授業も多く、日々の学びが将来に直結していることを感じます。先生方はどんな質問に対しても丁寧に答えてくださり、私のように文系出身でも理解できるよう基礎的な内容から教えてもらえるので、難しい授業でも安心して学ぶことができます。

本学はカリキュラムが充実していて、国家試験の合格に向けた日々の学習習慣が低学年のうちから身につくことが魅力です。1・2学年で得た全身についての知識を踏まえ、3学年の前期では口腔にフォーカスを当てた内容を学びます。後期からは臨床科目が増え、より専門的になりますが、同時に行う実習によってイメージしやすく、今後の実践に活かされるものばかりなので勉強のモチベーションも上がります。また、試験や勉強の進め方などに不安があれば、助言教員の先生に気軽に相談することができ、いつも的確なアドバイスをくださるのでとても心強いです。

これまで学んだ口腔医学の診断と治療をベースに、臨床医として必要な知識や技術をより深く、実践的に学んでいきます。特に興味があるのはX線やMRIによって診断する「画像診断学」と、歯周疾患の治療法を習得する「歯周治療学」です。「歯周治療学」はマネキンを使って切開・縫合するなど実際の臨床を疑似体験でき、歯科医師になる自覚が沸いてきます。4学年はCBTはもちろん、2年後の国家試験を意識した勉強をします。問題集を解く際には、実習で学んだことを照らし合わせながら理解を深め、復習することでしっかりと記憶に残るようにしています。