福岡歯科大学

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学部・大学院

総合歯科学講座について

講座概要

総合歯科学講座は2001年4月に誕生した講座です。総合歯科学講座は、専門領域に偏らないオールラウンドな歯科診療の実施と多職種との連携・協働できる歯科医師の養成を目的とする「総合歯科学分野」と、高齢者・有病者に対応した同様の目的を有する「高齢者歯科学分野」から構成されていましたが、2019年10月に病院診療科であった訪問歯科センターが分野として独立し、「総合歯科学分野」、「高齢者歯科学分野」、「訪問歯科センター」の3分野からなる大講座となりました。現在、3分野計総勢約30名の医局員が在籍する講座です。

主任教授挨拶

総合歯科学講座 総合歯科学分野 教授 廣藤 卓雄

現在のわが国は、高齢化から超高齢化という社会構造の変化や科学並びに医療技術の進歩などによって、疾病構造が変化し、国民の医療や健康そして生活に対するニーズや価値観が多様化しています。それに伴い歯科医療は大きく変わりつつあり、歯科医療の担い手である歯科医師には、超高齢化社会に対応した、地域住民における歯・口腔疾病の治療や予防とともに健康な生活への支援を行うために、歯科医療職は、医療・介護・福祉系などの他職種と連携・協働しながら対応する能力が求められています。総合歯科学講座では、このような時代に対応するために「総合歯科学分野」、「高齢者歯科学分野」および「訪問歯科センター」が一体となって地域包括医療に向けて教育・臨床・研究に邁進し、生命科学や医学に関心を持ち、探究心と学習意欲が旺盛であり、社会福祉と地域医療に奉仕する使命感のあり、高い倫理観や協調性、優れたコミュニケーション能力を持つ歯科医師の育成を目指しています。

それぞれの名称をクリックすると、詳細情報に移動します。

総合歯科学分野

総合歯科学分野では、学部教育において、齲蝕学Ⅰ、Ⅱおよび歯科医療管理学の教育を担当すると同時に、附属病院においては、歯科を受診する患者さんの初診と、主として比較的短期間に治療の終了が予測される症例の総合的歯科診療を担当しています。さらに成人の口腔予防管理および口臭クリニックを担当しています。

教育の概要

卒前教育

3年生:基礎免疫学(分担:アレルギー)、齲蝕学Ⅰ
4年生:齲蝕学Ⅱ、歯科医療管理学(歯科医師の倫理、医療面接、医療安全・感染防止、医療保険、チーム医療などを含むなど)
5-6年生:臨床実習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ

卒後教育

臨床研修歯科医、若手医局員に対して包括的歯科治療指導、医局主催研修セミナー・実習(検査、診断、総合診療計画、歯冠形成、歯内治療、歯周外科、インプラント実習など)、症例報告会など。

大学院教育

基礎から臨床まで幅広い研究を行っています(研究テーマ参照)。「口腔と全身性疾患」を対象とした臨床に繋がり応用できる研究が主です。現在2名在籍しています。過去6名博士課程修了し学位を取得しました。また、論文博士3名輩出しました。

診療

医科歯科総合病院においては、歯科を受診する患者さんの初診担当と、主として比較的短期間に治療の終了が予測される症例の総合的歯科診療や口臭クリニックを担当していましたが、近年の歯科患者の動態に関連して、今までの診療に加えて成人の口腔機能の予防管理等、現代の歯科医療に適合した包括的歯科診療体系を整えるようになりました。
また、診療機器として、エルビウムヤグレーザー、炭酸ガスレーザー、歯科用顕微鏡、生体情報モニタ、口臭測定用機器としてガスクロマトグラフィー、オーラルクロマ、ハリメーターなど最新機器を有していて診療に利用しています。

研究テーマ

1.口臭と口腔細菌叢の関係

舌苔は口臭の主な発生源である。舌苔と唾液の細菌叢は類似すると報告されており、これまで唾液を使って細菌叢と口臭との関連を調べてきましたが、舌苔重量と舌苔細菌叢を調べ、口臭との関連性(質と量について)を調べています。

2.プロバイオティクスを応用した口腔内環境の改善

口腔内には350から700種類の細菌が棲息していると言われています。これらの中の病原性細菌を減らすことが、齲蝕や歯周病の予防に有効でありますが、病原性細菌を特異的に減らすことは容易ではありません。一方、抗生物質や消毒薬を使用すると口腔内細菌のバランスが変化したり、副作用や耐性菌出現等の問題が生じたりします。そこでわれわれはプロバイオティクスを応用した口腔内環境の改善に取り組んでいます。具体的には乳酸菌Lactobacillus salivarius WB21株を使い口臭の減少、齲蝕予防効果、口腔内細菌叢の変化等を調べています。プロバイオティクスを高齢者の口腔の健康増進に役立てるため、健康な高齢者を対象とした二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験の実施を進めるとともに、今後は高齢者の口腔ケアに応用することも検討しています。

3.全身疾患と口腔の健康に関する研究

4.Surface Pre-reacted Glass Ionomer (S-PRG) filler

界面機能性ガラスsurface pre-reacted glass-ionomer (S-PRG) はデンタルプラークに強い歯科材料として注目されており、これまでにS-PRG配合レジンの抗プラーク作用や、S-PRG含有根管充填剤の抗菌作用が報告されました。その有効因子のひとつとして、S-PRGのイオン徐放性が示唆されています。S-PRGはフッ素、ホウ素、ストロンチウム等様々なイオンを放出することが知られており、細菌の生物活性に影響をおよぼしていると考えられています。
現在行っている主な研究は以下の通りであります。
(1)Porphyromonas gingivalisのプロテアーゼ活性やゼラチン分解活性に対する作用
(2)P. gingivalisとFusobacterium nucleatum の共凝集に対する作用
(3)齲蝕原因菌の付着
(4)口腔バイオフィルム形成に対する作用
(5)口臭抑制効果

5.各種口腔ケア製品の口臭減少効果

近年、清潔志向の高まりもあり口臭を気にする人が増えています。歯周病由来の口臭は専門的な歯科治療で改善しますが、特に歯科的問題がなくても口臭が発生する生理的口臭には口腔ケア製品の使用が有効であると考えられます。われわれは、現在臨床応用されている亜鉛製剤、ヒノキチオール含有製品や咽頭消毒薬等の口臭減少効果を口腔内細菌叢の変化と共に調べています。

6.グラム陽性菌βガラクトシダーゼ

口臭は主にグラム陰性菌のプロテアーゼがタンパクを分解し揮発性硫黄化合物(VSCs)を産生することによって発生します。最近、グラム陽性菌のβガラクトシダーゼが糖タンパクの糖鎖を切断し、その後のタンパク分解を受けやすくしていることが明らかになってきました。われわれは口臭産生におけるβガラクトシダーゼの役割を基礎研究および臨床研究によって検討しています。

7.臨床研修歯科医の知識や意識に関する調査

臨床研修は歯科医師人生のスタートであり、この時期の知識習得やモチベーション向上は重要であります。われわれは医療安全の知識や意識の確認を行ってきました。現在は研修前後での臨床技術の知識と意識の変化についての研究を行っています。

8.教育法改善のための研究

教育はその方法によって教育効果が変わって来ます。われわれは講義や実習の内容について常に改善を行い、その成果を確認するための研究を行っています。また、新しい保存修復実習システムの開発や医療面接実習改善のための研究などを行っています。

総合歯科学分野 所属教員

教授 廣藤 卓雄
教授 米田 雅裕
講師 山田 和彦
講師 畠山 純子
助教 瀨野 恵衣
助教 伊﨑佳那子

高齢者歯科学分野

日本の65歳以上人口は平成24年には23%を超え、世界のどの国も経験したことのない超高齢社会を迎えています。歯科診療所の外来患者のうちの65歳以上の患者の占める割合は30%を超え(厚労省平成23年度患者調査)、歯科診療においても高齢者への対応は必須のものとなりました。
 加齢に伴って、高血圧や心疾患、糖尿病、認知症など全身的な疾患を有することが多くなります。また、身体機能や口腔を構成する諸器官にも加齢変化が生じ、関連した機能障害や口腔の疾患が発生しやすくなります。歯や口の健康は、咀嚼機能だけでなく、心理的・社会的な働きも重要で、口腔の健康の維持は高齢者の能力や意欲の維持に効果を発揮するものと考えられます。高齢者歯科は、今後ますます進んでいく高齢化社会のニーズに合わせてできた、臨床の多様な分野の学際的な領域です。
高齢者歯科という臨床歯学の分野は、高齢者の身体的な変化と口腔領域の老化を把握し、社会状況・精神的特徴を理解し、高齢者の全身疾患と歯科治療の関係を理解し、訪問歯科診療も含めた高齢者歯科治療への対応ができる歯科医師の養成と教育、研究を主体として、口腔医学に寄与することを目標とします。

教育の概要

学部教育について

高齢者の社会状況・精神的特徴を理解し、全身的加齢変化と口腔領域の老化を把握することを最初の段階に学習してもらいます。また、高齢者の全身疾患と歯科治療の関係を理解し、訪問歯科診療も含めた高齢者歯科治療への対応ができる基礎力を習得することを目標とします。具体的には、
・高齢化社会の特徴を理解し、歯科診療との関連
・全身的加齢変化と口腔諸器官との関連
・高齢者・要介護高齢者の歯科処置の基本的治療方針、診療の流れ
・高齢者にしばしばみられる疾患の病態と歯科診療上の留意点
・摂食・嚥下障害の病態と診断、リハビリテーションについて
・高齢者の医療保険制度と介護保険制度
・要介護者に対する口腔ケアとQOLの改善
といった点について理解を深めてもらいます。

臨床研修について

以下のような研修を通年で行う予定です。
1.高齢者歯科診療
1) 老化の身体的、心理的特徴
・高齢の患者を通じて、全身の加齢変化・生活環境への理解
・高齢者とのコミュニケーションスキル
・認知症患者への理解とその対応

2)有病高齢者の口腔疾患の特徴の理解と治療計画立案
・有病高齢者の歯科的な問題の把握
・高齢者の背景をふまえた基本的な治療計画の立案
・摂食・嚥下障害のスクリーニング、嚥下内視鏡などの診断法とリハビリテーションプログラム

3)高齢者に対する保存・補綴治療
・高齢者に対する基本的な保存・補綴処置の実施

4)有病高齢者に対する小外科処置
・高齢者で頻繁にみられる疾患の理解
・おもな基礎疾患に対する基本的な対処法
・高齢者に対する小外科処置の実施

研究テーマ

1.歯を失うことは全身の健康に影響を与えるか?

日本全国の歯科医師2万人以上の健康調査をもとに、歯の数と寿命、肺炎や大腿骨頸部骨折、心臓病、脳卒中などとの関連を調査しています。名古屋大学、京都大学との共同研究で、追跡は今年で6年目を迎えました。

2.歯の手入れを定期的に行うと幸せになるか?

日本全国の歯科医院受診患者さんを追跡して、定期的に歯の手入れをしている人がしていない人にくらべてQOL(生活の質)が高いかどうかを追跡調査しています。現在、2千人以上の患者さんが、この調査に登録してくれています。

3.健康に関連した情報は本当に正しいか?

各種治療法の情報の確からしさを探り、さまざまな論文や報告を集約して、本当にその治療を勧めるべきかどうかの判定作業をしています。英国のコクランライブラリーという臨床情報のデータベース作成に協力しています。また、日本歯周病学会や歯科保存学会の診療ガイドライン作りにも参画しています。

4.高齢化の進んだ過疎地区・公団住宅などの健康支援策の検討

公共交通機関の廃止や高齢化の進展などによって医療へのアクセスの得難くなった地域の支援の体制についての調査を開始し、地域の見守り4年目となっています。福岡市内の高齢化の進んだ団地の調査の準備も開始しています。

高齢者歯科学分野 所属教員

教授 内藤  徹
准教授 梅崎陽二朗
講師 山口 真広

訪問歯科センター

2025年の地域包括ケアシステムの完成を目指す我が国において、従来の外来診療だけでなく、病院、介護施設、居宅等にて患者さんの疾患、病期・病態および多様なニーズに対応した訪問歯科診療の必要性が国策として推進されています。また、高齢化率が30%に迫る現在、離島を含むへき地での歯科診療をはじめ、今後は重症障害にて居宅療養中の小児患者への歯科的対応についてもニーズが高まっていくと予想され、将来的には、このような訪問歯科診療体制が、かかりつけ歯科の役割の一つとして位置付けられていくことが望まれています。
このような状況のもと、2019年10月より訪問歯科センターは、これまでの診療業務だけでなく、全国初の教育・研究分野として本学に新設されました。我々、訪問歯科センターは、高度急性期病院での周術期等口腔機能管理から高齢者介護施設や居宅、さらには離島での歯科診療に至るまで、様々な患者のニーズに対応した歯科診療を専門診療科の協力のもとで展開しています。 また、大規模災害発生時には、日本歯科医師会からの要請のもと、本学代表として歯科医療支援を行う責任を担っています。
一方で、外来診療においてもがん周術期をはじめ、様々な疾患を有する患者さんの病態に配慮し、医科と連携した安心・安全な歯科治療を実践しています。
日本有病者歯科医療学会、日本障害者歯科学会の指導医のもと、上記患者さんへの歯科診療・全身管理についての指導を行うとともに、教育・研究面においても訪問診療、全身疾患を有する患者さんへの歯科治療時の注意事項、災害時歯科医療、全身疾患と口腔疾患との関係、さらには医療連携体制の構築等について、学部学生・大学院生および医局員に指導を行っています。

教育の概要

<卒前教育>

3年生:地域医療・災害口腔医学(分担:チーム医療、医療連携・地域包括ケアシステム、訪問診療、災害時歯科医療、全身疾患を有する患者への歯科治療)
5〜6年生:臨床実習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ(訪問実習、全身疾患を有する患者への歯科的対応)

<卒後教育>

臨床研修歯科医、若手医局員に訪問および外来にて、様々な疾患・症候群を有する患者に対する歯科治療・口腔管理の実践について、医科との連携を前提とした臨床教育を行っています。また、日本有病者歯科医療学会、日本障害者歯科学会の認定施設として、両学会指導医のもとで認定医・専門医取得のための教育を行っています。

<大学院教育>

様々な全身疾患と口腔病変・口腔管理との関連性についての臨床研究、多職種連携・医療連携システムの構築およびそのための多職種連携教育(IPE: Inter-professional education)についての研究、さらには口腔外科疾患や循環器疾患をはじめ、様々な全身疾患の要因についての基礎研究まで、幅広く大学院生の興味に即した研究指導を行っています。

診療

高度急性期病院、地域密着型病院、療養型病院、高齢者介護施設、居宅、へき地(離島)にて、専門診療科の協力のもと、様々な患者さんの疾患・ニーズに対応した訪問歯科診療を行っています。また大規模災害時には、日本歯科医師会の要請により歯科医療支援協力を行う責務を担っています。さらに、外来診療においてもがん周術期をはじめ様々な疾患を有する患者さんに対して、医科と連携し、各種医療機器使用によるモニタリング等による全身管理のもとで、安心・安全な歯科治療を行っています。

研究テーマ

<全身疾患と口腔管理・口腔感染症との関連性についての研究>

全身疾患、特に誤嚥性肺炎と口腔管理や口腔カンジダ症をはじめとした口腔感染症との関連性についての臨床研究を行っています。最近の研究成果としては、高齢者において細菌性肺炎と口腔カンジダ症が強い関連性を示すことを世界に先駆けて発見し、誤嚥性肺炎患者の口腔衛生管理の重要性を示しました(Nakajima et al., Oral Dis, 2019, in press)。今後も再生医学研究センターと共同した基礎研究を含めて、様々な全身疾患と口腔管理・口腔感染症との関連性を解明していきたいと考えています。

<多職種連携・地域医療連携についての研究>

本学訪問歯科センターは、高度急性期病院、地域密着型病院、高齢者介護施設、居宅、離島と様々な場所・患者の疾患および患者ニーズに対応した、幅広い訪問歯科診療を展開しています。そのため、臨床実習生に対して、地域包括ケアシステムの中核を担う地域密着型病院から高齢者介護施設まで、急性期から慢性期、終末期に至る患者への訪問歯科診療を通じた口腔管理について指導をおこなうとともに、臨床研修歯科医には高度急性期病院での訪問歯科診療で行う周術期等口腔管理についても指導する教育システムを導入・実施しています。
高度急性期病院での周術期等口腔機能管理に関しては、福岡県・福岡市歯科医師会と連携し、かかりつけ歯科・がん診療連携歯科と協力して、入院前から退院後まで切れ目のない歯科医療連携を実現しました。
一方、福岡市歯科医師会が全国に先駆けて構築・実施している訪問歯科診療マッチングシステムについて、構想段階から会議に参加してマッチングシステムの実現に関与するとともに、実施後は後方支援病院として診療のサポートをしています。
多職種連携・地域医療連携教育としては、平成29年度私立大学研究ブランディング事業の一環として、多職種による疾患・症候別、病期・病態別口腔健康管理マニュアルを本学・福岡看護大学・福岡医療短期大学の3大学および多職種にて作成し、各大学の教職員、臨床実習生に配布・活用しています。さらに、2019年4月より、全国初の試みとして、九州大学病院と連携した臨床研修医交換制度を発足し、本院および九州大学病院の特徴である地域連携型医療と院内完結型医療の双方を体験できる研修システムを立ち上げました。
以上のように、本訪問歯科センターは多職種連携・地域医療連携について、新たな地域医療連携教育・診療システムの開発や多職種連携教育の開発・研究を行い、適宜アンケート調査等によりフィードバックを行い、改善に努めています。

<抗菌薬適正使用についての研究>

2015年にWHOが、また2016年に厚生労働省が、現在のような抗菌薬乱用の状態が続くと2050年には抗菌薬耐性菌による死亡者は1000万人を超え、がんによる死亡者を上回ると予想されることから、その対策として、AMR(抗菌薬耐性菌)アクションプランという対策を掲げました。その一環として、本院院内感染対策チーム(ICT)と協力し、抗菌薬適正使用についてのサーベイランスや啓発活動を行い、その効果についての研究をしています。

<口腔腫瘍についての研究>

本学病態構造学分野や口腔腫瘍学分野、九州大学大学院歯学研究院口腔細胞工学分野と共同し、口腔癌や歯原性腫瘍(エナメル上皮腫)の増殖に関する様々な因子(外圧などの機械刺激、低酸素など)の影響について、詳細なメカニズムを解明すべく研究を行っています。さらに、口腔癌細胞やエナメル上皮腫細胞の増殖の特異的阻害薬を検索し、その抑制機序についての研究も行っています。

その他、循環器疾患(脳卒中、高血圧)に関する基礎研究についても、米国バーモント大学医学部、ブラウン大学医学部、デンマーク・コペンハーゲン大学医学部、生理学研究所、九州大学大学院薬学研究院、京都大学工学部、福岡大学医学部、久留米大学医学部と共同し、研究を行っています。

<口腔粘膜との認知機能の関連について>

本学画像診断学分野と共同して、口腔粘膜と認知機能の関連について、研究を行っています。研究の目的は、口腔粘膜の脳機能局在を明らかにすること、さらに、口腔粘膜に対する刺激が脳の賦活化にどのような影響を与えるかを明らかにすることです。加齢とともに咀嚼機能は低下するため、咀嚼に代わる刺激(口腔粘膜の刺激)が認知機能を賦活化することができれば、高齢者の認知症の予防に重要な役目を果たすのではないかと考えております。

訪問歯科センター 所属教員

教授 森田 浩光
准教授 牧野 路子
講師 堤 貴司

研究業績

福岡歯科大学・福岡医療短期大学研究業績データベース